200形は1950年に製造された長崎電気軌道初のボギー車です。
車体のベースとなるのは西鉄福岡市内線の500形です。
製造メーカーが異なることから201形(日立製)と202形(日車製)に分けられます。
台車も201形がSA-W1(日立製)と202形はK-10(日車製)と異なりますが性能は同じです。
モーター はSS-50( 38.0kw ×2)制御装置は直接制御の KR-8です。
直接制御器は 運転手の力でハンドル=カム軸を操作し直接 抵抗器の切り替えを行います。
構造が単純で反応が早いことから 力行中断・再力行を繰り返す路面電車に適しています。
故障も少なく いまなお使用されているレガシーデバイスです。
ただし 操作には腕力がものをいい 体力を要します。
また操作を誤ると主回路に過大な電流が流れ、保護回路により力行が中断されるというデメリットもあります。
KR-8形は三菱電機製(一部泰平電機製もあり)の直接制御器で日車製のNKR-8形や日立製のDBRC-447形なども同タイプです。
直接制御器といえば英国デッカー社由来のDB1-Kxシリーズも有名です。
こちらは東洋電機がライセンス製造しています。
202形も201形同様、当初はトロリーポールでした。(1953年ビューゲル化)
1969年から順次ワンマン化され前面デザインが変更され集電装置もZパンタになりました。
ここではこの時代の画像をUPしています。
1980年代以降、車体更新がなされ冷房化されています。
冷房改造車については別タイトルでUPしています。
202形 204 オリジナル色

撮影1979年:
形式 202 両数 5 202-10(偶数) 1950 日車
11.000 :2.270 :3.600 14.5 t 定員 80(28)
台車 K-10 モーター SS-50 : 38.0 ×2 59:14
制御装置 KR-8 ブレーキ 直通空気.電気
参考文献 rp319 1976.4
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