1700形 (1701.02)は1999年にアルナ工機で製造されました。
2000形の流れを汲む車体(1500形タイプ)を新造し 700形(都電2000形)の機器を流用しました。
(台車:D-16NA 日車製 モーター:SS-50 38.0kw×2 制御装置:DRBC-447 日立製)
パンタグラフを含め 見たところ1500形と同じようですが都電2000形由来のクラシックな台車(D-16NA)が識別ポイントとなります。
700形(701~06)はもと都電2000形(2018~2022・2024)です。1969年8月に譲渡されました。
2000形は1067mm軌間の杉並線用で 同線が1963年に廃止されたのちは都電標準の1372mm軌間に改められています。
長崎入りにあたってはこれを1435mmに改軌したわけですから台車を交換することなく1067mm→1372mm→1435mmの3種類の軌道上を走った珍しい車両と申せましょう。
珍車ギャラリーでも取りあげています。こちらも是非ご覧ください。
→長崎電気軌道700形(もと都電2000形)
1700形 1701 広告塗装 2006年撮影
1700形 1702 広告塗装 2006年撮影
形式1700 両数 2 1701.02 1999 アルナ工機
台車は旧702.706
11.700: 2.250: 3.830 15.3t 定員53
台車:D-16NA 日車製 モーターSS-50 38.0kw×2
制御装置DRBC-447 日立製 ブレーキ直通空気.電気
参考文献 rp688 2000.3
参考:長崎電気軌道 700形 705 (もと都電2000形)
形式 700 705、06 1955年 東洋工機
旧東京都電2022、24
11.700: 2.153: 3.830 14.5 t 定員 94
台車 D-16NA 東急 モーター TB-28B 神鋼 37.0kw ×2
制御装置 KR-8 ブレーキ 直通空気.電気
参考文献 rp593 1994.7
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