360形は日本車輌製です。
長崎電気軌道初となる軽量構造の全金属車体で1961年に7両製造されました。
201形と202形の違いは製造所の違い(201形(日立製)と202形(日車製))でしたが今回は製造年で分けられました。
すなわち36は昭和36年(=1961年)、37は昭和37年(=1962年)の意です。
ですから両形式とも基本的な仕様は共通で乗車扉を中央に寄せた前中扉の窓配置が 特色です。
電動機は日立製SS-50から日車製SS-50に 制御器も日車製NKR-8となりました。
当初からZパンタ付きです。
台車はナニワ工機製のNK-25。これが370形との違いになるでしょうか。
ただ外観はほぼ同じのコイルバネ台車で 識別ポイントは尾灯の位置です。
370形同様、昔から広告塗装が多かったような気がします。
1969年よりワンマン車に改造されこの時側面の行先表示器が外されています。
1983年に冷房改造されました。冷房改造車は別タイトルでUPしています。
361 広告塗装 1979年撮影
側面の行先表示器が取りつけられていません。撮影場所:長崎駅前
364 広告塗装 1979年撮影
側面の行先表示器が取りつけられていません。 撮影場所:西浜町
366 広告塗装 1979年撮影
撮影場所:浦上車庫
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