370形は日本車輌製です。1961年に7両製造されました。
201形と202形の違いは製造所の違い(201形(日立製)と202形(日車製))でしたが今回は製造年で分けられました。
すなわち36は昭和36年(=1961年)、37は昭和37年(=1962年)です。
ですから両形式とも基本的な仕様は共通です。
電動機は日立製SS-50から日車製SS-50に 制御器も日車製NKR-8となりました。
当初からZパンタ付きです。
台車は日車製のNS-17。これが360形との違いになるでしょうか。
とはいえ外見はほぼ同じのコイルバネ台車です。
むしろ識別ポイントは行先表示器横に尾灯が移動したことでしょう。
360形と同じ軽量構造の全金属車体で従来の200形や300形などに比べ軽量化されています。
また乗車扉を中央に寄せた前中扉の窓配置が 特色です。
昔から広告塗装が多かったような気がします。
なお371形371・372号は1964年に日本初の車体全体広告車となっています。
1969年よりワンマン車に改造されこの時側面の行先表示器が外されています。
1983年に冷房改造されました。冷房改造車は別タイトルでUPしています。
372 デミュート号 広告塗装 1979年撮影
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