1200形(1201~05)は1982年に5両導入されました。
次世代の軽快電車として試作された2000形に準じた車体をアルナ工機で新造し 足回りは廃車車両や予備部品から流用しました。
すなわち制御器は直接式のKR-8、主電動機はSS-50、台車はK-10 …というわけで、中古品・予備品が活用されています。
(おそらくK-10台車は西鉄北九州市内線用車両のもの)
以後 長崎では1800形までこの手法が用いられます。
側窓の形状など多少の差異はありますが、1200形から1700形については 同じ寸法(11.700: 2.250: 3.830)の車体で統一されています。
1200形は長崎初の新造冷房車でもあります。
試作冷房改造車である372(1981年改)の結果を基にCU-77形を搭載しました。
1202~05については2003年から制御器を1800形と同タイプの間接制御とし1200A形となっています。
1200A形は西鉄北九州線600形の廃車発生品(台車:FS-51 住金製 モーター:TDK-525-2C 東洋製)を再利用しています。
こちらは別タイトルでUPします。
1201については2025年現在、まだ直接制御のまま頑張っています。
1200形 1203 広告塗装
形式 1200 両数 5 1201-05 1982 アルナ工機
11.700: 2.250: 3.830 15.5 t 定員 72
台車 :K-10 日車 モーター: SS-50 日立 38.0 ×2
制御装置 KR-8 ブレーキ 直通空気.電気 参考文献 rp688 2000.3
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