1977年から製造が始まったキハ40系のうちJR北海道が引き継いだのは両運転台のキハ40形100番台 250両と片運転台のキハ480形300番台/1300番台(4/3両)の7両です。なおキハ40形に0番台は存在しません。 キハ40形100番台(101 – 250)はトイレ付き両運転台車。 当初キハ40系に搭載されたDMF15HSAエンジンは220psと車体の割には非力だったので JR […]
キハ54形は主要機器に廃車発生品を流用していたので2003~05年にこれらを更新しています。 台車はボルスタレス台車の N-DT54に液体変速機も N-DW54 に換装しました。 また電気式の自動進段装置となり変速段と直結段の切替が自動化されました。 なお切替ハンドルは残されており手動切替式の在来気動車との併結運転は可能です。 急行仕様車(527~529)以外もリクライニングシート(キハ183系か […]
キハ54形は21m級のステンレス車体で2エンジン車です。 500番台は北海道仕様の酷寒地向け車両で 四国向けの0番台とは違ってセミクロスシート車でトイレ付きとなっています。 500番台は0番台より1年早く1986年に29両が新潟鐵工所(501~15、24.25)と富士重工(516~23、26~29)の二社で製造され そのすべてがJR北海道に承継されました。 注目すべきは527~529。急行「大雪」 […]
103系3500番台は1996年3月の八高線八王寺-高麗川間電化開業にむけて投入されたものです。 103系0番代の扉を半自動化したものとなっています。 1995年に4両編成1本のみが改造されました。 川越線(高麗川-川越)電化時から使用されていた103系3000番代、八高線電化開業に合わせて新製された209系3000番代と共に八高線・川越線で使用されました。2005年に廃車。 103系3500番台 […]
3000番台は72系970番代の車体を流用して足回りを103系のものに取替えて新性能化したものです。 1985年の川越線電化に際し川越-高麗川間用に3連×5=15両が改造されました。 JR移行後の1991年より冷房改造、AU712冷房装置が取り付けられ川越線・八高線で活躍しました。 1996年3月の八高線八王寺-高麗川間電化開業にむけ4連化。 追加された103系3500番台や209系3000番代と […]
103系3000番台は旧形国電である72系970番代(モハ72形970番台・クハ79形600番台)の車体を使用して足回りを103系のものに取替えて新性能化したものです。 1985年の川越線電化に際し川越-高麗川間の小運転用に3連×5=15両が改造されました。 JR移行後の1991年よりAU712冷房装置が取り付けられました。 1996年3月の八高線八王寺-高麗川間電化開業にむけ4連化。 川越線・八 […]
103系1200番台は1970、72、78年に中央総武緩行線と営団地下鉄東西線との相互直通運転増強用として新製されました。 東西線乗入れ用には301系アルミカーが配置されていましたがコスト削減のため鋼製車体でコイルバネ台車の103系になりました。 地下鉄線に乗り入れるため車体に難燃対策(A-A基準)を施し 先頭車に脱出用貫通扉を設置しました。 千代田線直通用の1000番代がベースとなっています。 […]
103系1000番台は1971年の常磐線と営団千代田線の相互直通運転開始にあわせて新製されたものです。 ここで取り上げる103系1000番台は203系が投入されたことにより1991年に中央総武線(営団東西線乗り入れ)に転用されたものです。(K8編成10両のみ) 中央総武線と営団東西線との相互直通運転用に1971年に新製されたものは103系1200番台です。 地下鉄線乗り入れるため車体に難燃対策(A […]
103系1000番台は1971年の常磐線と営団千代田線との相互直通運転開始にあわせ10連×16本=160両が新製されました。 地下鉄線乗り入れにあたって車体に難燃対策(A-A基準)を施し、先頭車は非常時の脱出用に貫通扉を設置したのが大きなポイントです。 中間車を全て電動車とした8M2T(Tc-(MM×3)-Tc)の強力編成で地下鉄線内での勾配に備えました。 台車は0番代と同じくDT33、TR212 […]
103系は1967年12月から導入されています。 1971年4月に常磐線は複々線化され上野-取手間の各駅停車はすべて緩行線に移り地下鉄千代田線直通となりました。 常磐線快速はこの時 上野発着列車の輸送力不足を解消するために新設されたものです。 103系は直流区間である取手までの運行となります。 JR化以後の1987年12月から15両運転が開始されています。 203系導入後に緩行線での運用を失った1 […]