長崎電気軌道 1800形(西鉄600形機器流用 間接制御車)FS-51台車 2000年~

長崎電気軌道 1800形(西鉄600形機器流用 間接制御車)FS-51台車 2000年~

1800形(1801~03)は2000~02年にアルナ工機で製造されました。
車体を新造し足回りは  2000年に全廃された西鉄北九州線600形の台車・主電動機を流用しました。
(台車:FS-51 住金製 モーター:TDK-525-2C  東洋製)
ですから1500形と基本性能は同じです。
ただ車体は1200形~1700形とは違い中央扉を両開き2枚折戸としました。
また 前面は行先表示器と窓を曲面ガラスで一体化しイメージを一新しました。
あえて識別ポイントを申し上げるまでもないでしょう。
1800形では制御装置(東洋電機 ES653-A-M)を新造し 長崎電気軌道 初の間接制御車となっている点も見逃せません。
この組み合わせが以後 1200A形(2003年~)1500A形(2010年~)などの改造車の契機となっているからです。

1800形 1801 広告塗装  2014年撮影

撮影場所:浦上車庫前

1800形 1803 広告塗装  2014年撮影

撮影場所:長崎駅前

形式 1800  両数 5  1801~03  2000~02 アルナ工機
12.140× 2.300× 3.740  15.8 t   定員 55
台車: FS-51  モーター: TDK-524-2C  45.0kw ×2 (西鉄北九州600形)
制御装置 BS653-A-M ブレーキ SM-3 直通空気.電気
参考文献 rp708 2001.10

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