8500形(8501~04)は1985~86年にアルナ工機で製造されました。 8200形VVVFインバーター制御車に準じた車体ですが、こちらは1200形の台車・走行機器類を流用した直接制御のツリカケ駆動です。 よって台車の形状が識別ポイントです。また前扉が折戸から引戸に変更された点もあげられます。 8200形は試作車ともいえる存在です。高価であることに加えトラブルの可能性も高いのです。 一方、廃止 […]
460形(461.462)は1960年5月に鹿児島市交通局工場にて製造されました。 新造扱いですが400形(413・414)の足回りに600形と同じ車体を載せ替えた更新車です。 ですから台車は種車のD-11を使用していました。後に空気バネ台車のNK-51に交換されています。 D-11はどのようなものか。400形のネット画像もほじくり返してみましたが見当たりません。 ボールドウィン系イコライザタイプ […]
600形は1959年に登場した500形の増備車です。 性能にたいした変化はありません。直接制御でモータはSS-50です。 600形は大阪市電3001形のマスクを細面にした鹿児島市電スタイルの元祖です。 2枚窓だった500形(コイルバネ)もワンマン化を機に同じマスクになったので区別するポイントがないくらいです。 なお600形は製造所・台車によって3つのグループに分けられます。 1次車 601~04: […]
600形は1959年に登場しました。500形の増備車です。 大阪市電3001形のマスクを細面にしたスタイルになりました。 以後800形(更新車)などに引き継がれ2枚窓だった500形もワンマン化を機に1969年から同じマスクになりました。 性能にたいした変化はありません。直接制御でモータはSS-50です。 駆動方式は吊掛け式で菱形パンタグラフを最初から採用しています。 600形は製造所・台車によって […]
500形(501~515)は1955年3月にデビューしました(東洋工機製)。 冷房化は1981~84年に全車に自局工場で施工されました。(事故で廃車された505・511を除く)中央扉の後部には車掌台が設置されここのみ2枚横引窓となっていましたが撤去されています。 600形、800形はこの横引き窓が残っていますので識別ポイントになると思います。 500形は東洋電機製のDBI-K4(直接制御)で SS […]
500形(501~515)は1955年3月にデビューしました(東洋工機製)。 マスクは2枚窓で上部に方向幕、窓下中央に前照灯を設置するいわば湘南形ヘソ電スタイルでした。 1954年製の都電7000形(日車製)がモデルといわれています。 制御器は東洋電機製のDBI-K4(直接制御)で SS-50モータを吊り掛け式で駆動するというオーソドックスな構成です。 しかしながら鹿児島市電初の自動扉となり 菱枠 […]