200形以降 370形まで長崎電気軌道ではオリジナル車両を増備してきましたが、1966年に増備された500形は足回りに大阪市交通局1701形の廃車発生品を流用しています。
(1700形は1942年製でうち6両(1702 – 1707)が譲渡されています。1967~68年に全車廃車。)
台車は米国ブリル社製 Brill77Eをはいています。1942年ということは太平洋戦争中です。
77Eは1920年代のモデルであり、今回どういう経緯で入手したのか気になるところです。
制御器は直接式のKR-8、主電動機は三菱製MB-245-L:SS-50相当品(37.5kw×2)というクラシックな構成です。
ちなみに これら電装品は日本の路面電車で最も普及した仕様の製品でもあります。
台車こそ違いますが製造当時、200形以降 370形までの仕様と同じです。
車体は370形を基本とする軽量構造の全金属車体(ナニワ工機製)です。
中央扉が折戸から引き戸に変更されたほか窓の配置も改められています。
1969年よりワンマン車に改造されこの時側面の行先表示器が外されています。
1983年に冷房改造されました。(行先表示器が復活)
ブリル台車については1986年の西鉄北九州線部分廃止時に譲受したK-10台車に全車とも交換されました。
K-10台車付き 冷房改造車は別タイトルでUPしています。
500形 501 非冷房車 ブリル77E台車付き 広告塗装 1979年撮影

撮影場所:長崎駅前
500形 504 非冷房車 ブリル77E台車付き オリジナル色 1979年撮影

撮影場所:西浜町
形式 500 両数 6 501-06 1966 ナニワ工機
11.500 :2.270: 3.640 15.3 t 定員 82
台車:KS-40J(Brill 77E)モーター 三菱製MB-245-L:SS-50相当 38.0kw ×2
制御装置 KR-8 ブレーキ 直通空気.電気 参考文献 rp688 2
500形 506 冷房改造車 ブリル77E台車付き
オリジナル色 1988年撮影

506は1984年に冷房改造、1991年に台車をK-10に換装。
参考:広島電鉄 750形 763 (もと大阪市電 1651形 1653)

撮影場所:猿猴橋町
広島電鉄750形 761-64 製造初年 1940年 木南車輌
旧大阪市電1601形 1965年導入
13.700: 2.480: 3.845 18.0 t 94 名40席
台車 77E ブリル モーター TDK-5460G1-A 45kw×2
参考文献 rp688/593 2000.4/1994.7
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