鹿児島市交通局 500形非冷房車 ワンマンカー  1969~84年 DB1-K4 直接制御器

鹿児島市交通局 500形非冷房車 ワンマンカー  1969~84年 DB1-K4 直接制御器

500形(501~515)は1955年3月にデビューしました(東洋工機製)。
マスクは2枚窓で上部に方向幕、窓下中央に前照灯を設置するいわば湘南形ヘソ電スタイルでした。
1954年製の都電7000形(日車製)がモデルといわれています。
制御器は東洋電機製のDBI-K4(直接制御)で SS-50モータを吊り掛け式で駆動するというオーソドックスな構成です。
しかしながら鹿児島市電初の自動扉となり 菱枠パンタグラフ(507~15)の搭載もこれが最初です。

1969年にナニワ工機でワンマン化改造がなされました。
このとき中央窓の大きな3枚窓構成に変更し前照灯を方向幕上部に移設しています。
ワンマン化以前の写真は撮影できませんでした。

冷房化は1981~84年に全車に自局工場で施工されました。
(事故で廃車された505・511を除く)
車体が強化されたことに加えシンプルな構造ゆえ保守が容易であったことから長く活躍しました。
こちらは別タイトルでUPしています。

鹿児島市電   500形 501~15

形式 500 (01-15)1955-56年 東洋工機 冷房装置 なし
半鋼製 12.500:2.300:3.570  15.6t  96名 28席
直接制御:DB1-K4 台車:FS-67  モータ:SS-50 37.5kw×2
参考文献 rp319 1976.4 rp688 2000.4

503 1次車

撮影1979.3:谷山

 

505 2次車

撮影1979.3:谷山

撮影1979年3月:私学校前

DB1-K4 直接制御器のこと

500形の制御器は東洋電機製造製「DB1-K4」直接制御器です。
日本の路面電車の直接制御器といえば大半が三菱電機製や太平電業製のKR-8、およびその互換品である日立製作所DR-BC-447です。
しかし もとはといえばイギリスのデッカー社によって開発されたものでDB1-Kシリーズは東洋電機製造がこれをライセンス生産したものです。
KR-8はこの操作や動作を模倣したものといえるでしょう。

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