2140形は1994年にデビューしました。(2141.43)
製造も2100~2130形と同じくJR九州鹿児島車両所です。
VVVFインバータ制御で車体も2110~30形と同じです。
2120形と2130形では台車の形式がFS-90B→90Cに変更されていますが、スペック上、2130形と2140形には何の変化も見られません。
デビュー時に姉妹都市記念号がなかったことが違い??
形式変更する意味が全く感じられないある意味珍しい車両です。
形式 2140 2141.43 1994年 JR九州鹿児島車両所製
車体:全鋼製 12.400: 2.470: 3.750 19.0t 62名 32席
台車:FS-90C モーター:TDK6301A 60.0kw×2
VVVF制御 RG629-B-M 参考文献 rp593(211P)1994.7
形式 2130 2131.32 1992年 JR九州鹿児島車両所製
車体:全鋼製 12.400: 2.470: 3.750 19.0t 62名 32席
台車:FS-90C モーター:TDK6301A 60.0kw×2
VVVF制御 RG629-B-M 参考文献 rp593(211P)1994.7
2140形をもってJR九州鹿児島車両所製の2100系新造は終了し、JR九州は路面電車の製造から撤退しました。
1995年以降、鹿児島市交通局の新造車は全てアルナ工機が受注することになります。
鹿児島市電 2140形
2141 Zパンタ 広告塗装

撮影2008年7月:鹿児島駅前
2141 シングルアームパンタ 標準色

撮影2023年5月:鹿児島駅前
2143 シングルアームパンタ 広告塗装

撮影2008年7月:鹿児島駅前
2142号は忌み番号としてパスされています。1993年の「8.6豪雨」において鹿児島市は甚大な被害を被り死者48名を出したことが影響しているのかもしれません。
河川の氾濫により鹿児島市電は軌道上に土砂が流入し8月9日まで全面運休となっています。
この豪雨で水没した市内や竜ヶ水駅でキハ40系が土砂に埋もれて大破した様子は今も私の記憶に残っています。
路面電車研究 鹿児島市電
460形 500形 500形改 600形 600形改 800形 800形改
9500形 9700形 2100形 2110形 2120形 2130形 2140形
1000形 7000形 7500形
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。