鹿児島市交通局 800形冷房改造車(もと大阪市電2601形)FS-86台車 1985~2000年

鹿児島市交通局 800形冷房改造車(もと大阪市電2601形)FS-86台車 1985~2000年

800形は1967~69年にデビューしました。
もと大阪市交通局2601形ですが2601形自体が旧形車からの機器流用で新造された車両です。
制御器はKR-8タイプの直接制御車でSS-50モータを吊掛け式で駆動するというクラシックな構成です。
鹿児島市交通局に移籍したのは2611~16・2621~25・2694~2714の合計32両です。
ワンマン化され鹿児島市電800形(801~832)となりました。(書類上は新製扱い)
なお2601形は広島電鉄にも移籍し900形となって今も現役です。
広電900形とは少し顔つきが違うのは車整形手術をしたため整形手術をしたためです。

1985年伊敷線、上町線廃止の際に17両が廃車になり残った15両についてはこれを改番、801 ~ 815に揃え直しました。(807~13はそのまま 801~806、814、815は改番)
1986年から順次冷房化されパンタグラフの位置が変更されています。
台車も住金製FS-86シェブロン式台車に交換されました。

1995年から15両すべてが9500形に台車や主要機器を提供し2000年には形式消滅しました。
9500形および旧800形については別タイトルでUPします。

800形冷房改造車

形式 800 (01~15)1967年 ナニワ工機改造→1985年改造、再編
半鋼製 12.400×2.470×2.810  16.9t  70名 36席
直接制御:泰平電機製DT52-KR-8 台車:FS-86
モータ:SS-50 37.3kw×2   参考文献 tp593 1994.7

新801(もと818)

大阪市2701→鹿児島市電 818→改番801→9503 撮影1993.2:鹿児島駅前

809 冷房改造車

大阪市2697→鹿児島市電809→9514 撮影1993.2:鹿児島駅前

路面電車研究 鹿児島市電
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