100形 101は 1984年、観光キャンペーン(SunSunひろしま)にあわせて登場したレトロ電車です。
レトロ電車といえば都電9000形もそうです。
しかし9000形の足回りは8500形同様のインバータ電車でドアの構造、位置もあわせてあります。
対して広電101は1912年製の旧100形を再現した新車です。
ダブルルーフの車体は大阪車輌工業で製造されました。
旧100形は木製車体でしたが現在の保安基準に適合させるために金属製になっています。
しかし外板には木目模様を付け縦溝を入れることで木造風にしています。
内装も木目模様のアルミ化粧板を一部利用していますが、窓枠やよろい戸などは木製で再現するなど細かいところにもこだわりが感じられます。
集電装置はZ型パンタですがダミーのポールも取り付けられて、正面には救助網も再現されています。
スゴイのは足回りです。
台車や主要機器等は1971年に廃車され県立交通公園において静態保存されていた150形157(1925年製)のものを整備して流用しました。
4輪単車となるS-12台車(日車製)にKR-8直接制御器、電動機はMB82-L(26kw×2)とレガシーデバイスが再生されています。
なお157は原爆投下時、爆心地から離れたところにいたので被災を免れています。
今回UPしているのは2012年8月に横川駅~江波で運行されていたときのものです。
現在はイベント専用となっているようです。
100形 101 レトロ電車「大正形電車」2012年8月撮影


運転手用の座席はありません。右側の手ブレーキはダミーです。撮影場所:横川
広島電鉄100形 101 「大正形電車」 1984年 大阪車輌製
8.540: 2.310:3.883 9.7 t 45(26) 名
台車:S-12 モーター:MB82-L 26kw×2
直接制御:KR-8 ブレーキ:SM-3
参考文献 :私鉄の車輌3 広島電鉄 保育社刊
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