550形は1955年に登場した市内線用車両。ナニワ工機で5両が製造されました。
500形を全金属製車体にし パンタグラフを装備した車輌です。
直接制御:KR-8、モーター:SS-50 38kW×2とオーソドックスな構成を引き継いでいます。
ただし551のみは、間接制御、モーターも30kW×4の高性能車として作られました。
551は宮島線直通運用にも運用されましたが 直通専用車の増備で再び市内線用車両となり直接制御に改造され552~と性能を統一しました。
火災により552が廃車になりましたが、他の4両は1983年7月に冷房化(CU77A:21,000kcal/h×1)。方向幕も大型化されました。
2006年には運用を離脱し2013年に551が廃車、形式消滅しました。
550形冷房改造車 551 広告塗装
台車:FS69? 撮影場所:猿猴橋町
550形冷房改造車 554
台車:FS68 撮影場所:猿猴橋町
550形冷房改造車 555
撮影場所:猿猴橋町
広島電鉄550形 551-555 (02欠) 1955年 ナニワ工機製
12.000: 2.430: 4.190 14.8→16.4 t冷改 80 名36席
直接制御 台車 FS-68 住友 モーター SS-50 :38kw ×2
参考文献 路面電車ガイドブック1976.6 rp688/593 2000.4/1994.7
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