2022年5月

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近畿日本鉄道 16000系 吉野線特急 

 16000系は、南大阪線・吉野線向けとなる最初の特急用車両で、1965年3月デビューしました。 11400系「新エースカー」の車体をベースに、南大阪線用通勤車である6000系の足回りを組み合わせた構成になっています。 制御器は抵抗制御で日立製MMC-HTB-10F、モーターは三菱電機製MB-3082-A(135kw)を搭載します。 台車はといいますと、製造年次が長期に及ぶため 01.02F(19 […]

南海電気鉄道 南海線 9000系

 9000系は1985~88年に6連×2本、4連×5本の計32両が東急車輛で製造されました。 南海本線用としては初めてのステンレス車となります。 日立製 界磁チョッパ制御器VMC-HTR-20Bを搭載します。 従来のバーニア制御をベースに界磁制御をチョッパ制御で置き換えたものです。 ちなみに8200系も三菱製 界磁チョッパ制御器を搭載していました。 主電動機は三菱製MB-3280-BC×4。台車は […]

南海電気鉄道 高野線 8000系試作車 6200系 6521F 

 高野線用 旧8000系は、1975年製の 電機子チョッパ制御試作車です。 自動可変界磁(AVF)式となる三菱製CAFM218-15RH を採用、高速域からの回生ブレーキが可能です。 ブレーキはHSC-R、台車はS型ミンデン式のFS-392/092となっています。 車体は6200系と同一です。識別ポイントは電気連結器ではないことくらいでした。 8501-8001-8002-8502 の4連で竣工、 […]

南海電気鉄道 南海線 8000系(2代)

 南海本線用のステンレス製通勤電車。コスト削減のためJR東日本のE231系に準じた標準車両構造を採用しました。 2007~14年にかけて4連×13本 52両が作られています。 VVVFインバータ(IGBT)制御器は日立製VFI-HR-1420Qで1C4M方式。回生付き全電気ブレーキ機能を有します。 主電動機は三菱製MB-5091-A2(180kW)。パンタグラフはシングルアーム式。 なお旧8000 […]

南海電気鉄道 南海線/高野線 1000系Ⅱ

 かつては高野線と南海線の車両は区別されていました。 しかし、この1000系が登場し、そういう慣例はなくなりつつあるようです。 1000系は1992~2001年に62両製造されました。 20m級軽量構造ステンレス車体をもつインバータ制御車(GTO)です。 車端部にクロスシートを備えているのも注目です。 1000系はステンレス車体ですが塗装しています。ただし2001年製の6次車(1051F)のみ無 […]

南海電気鉄道 南海線 7100系 めでたいでんしゃ

  加太線では「加太さかな線プロジェクト」の一環として7100系を観光列車「めでたいでんしゃ」にリニューアル、2016年4月より運行しています。 7187F は「加太の鯛」をイメージしたピンク塗装に変更、内装も凝ったものになりました。 2017年10月には、2編成目となる7167Fが運行を開始。この時、一般公募により第1編成は「さち」、第2編成は「かい」と命名されました。 2018年11月には「さ […]

南海電気鉄道 南海線 7100系

 7100系は1969~73年に製造された南海線用の20m級普通鋼製車です。近車と東急で152両製造されました。 7000系との違いはドアを両開きに、側窓を一段下降式に変更したことで、性能はほぼ同じです。 制御器は抵抗制御のVMC-HTB-20AN(日立製 超多段バーニア制御)。WN駆動、ブレーキはHSC-D。 主電動機は三菱製MB-3072-A。(600V時115kW/1500V時145kW) […]

南海電気鉄道 南海線 7000系 

 7000系は1963-68年に帝国、近車、東急で90両が製造されました。 高野線の6000系をスチール製にしたものと言っていいでしょう。 制御器は抵抗制御のVMC-HTB-20AN(日立製 超多段バーニア制御)。極めてスムースな加速感です。 主電動機は三菱製MB-3072-A。(600V時115kW/1500V時145kW)WN駆動、ブレーキはHSC-D。 台車がFS-355に変更されている以外 […]

「天空」南海 2200系(珍車ギャラリー #156)

こうや花鉄道プロジェクト-私鉄大手初のジョイフルトレイン- 南海高野線は、高野山鉄道が、1930年に開業した路線です。 高野山(極楽寺)-橋本間19.8km(以下、山線)については、霊峰高野山がなければ、 まずこのような山の中に鉄道を作ることは考えられないような山岳路線です。 人里離れた聖地に向かうぶん、この山線の地域自体は、元来収益の望めないローカル線であるということなんですが、そのぶん、大自然 […]

南海電気鉄道 1521系 旧性能車

南海1521系は旧型車の電装品を流用した更新車です。 20m級の片開き4ドア車体で、1959~60年に12両製造されました。 言うまでもありませんが吊り掛け駆動の抵抗制御車です。 主電動機は買収国電である1501形のMT40。 制御器は三菱の単位スイッチ式ALF。ブレーキ方式はAMAです。 ただし台車は新造品KS-60/KS-61でペデスタル式の なんと空気ばね台車です。 基本はモハ1521-サハ […]

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