南海電気鉄道 南海線 9000系

南海電気鉄道 南海線 9000系

 9000系は1985~88年に6連×2本、4連×5本の計32両が東急車輛で製造されました。
南海本線用としては初めてのステンレス車となります。
日立製 界磁チョッパ制御器VMC-HTR-20Bを搭載します。
従来のバーニア制御をベースに界磁制御をチョッパ制御で置き換えたものです。
ちなみに8200系も三菱製 界磁チョッパ制御器を搭載していました。
主電動機は三菱製MB-3280-BC×4。台車はSU式ダイレクトマウント空気ばね台車 FS-392B/092。
ブレーキは8200系までのHSC系電磁直通空気ブレーキに代わり、MBS-R回生制動併用電気指令式ブレーキを採用しています。
2018年からリニューアル、8300系にあわせ 界磁チョッパ制御からIGBT-VVVFインバータ制御へ変更しています。
このことで8000系や8300系との併結運転も可能になりました。
リニューアル車の識別ポイントは、前照灯をLEDへ交換している点でしょうか。

-鉄道車両写真
南海本線  8000系  9000系  3000系  へJUNP

南海 9000系 6連 9509F① クハ9501形 9509 Tc1 オリジナル

撮影場所:新今宮

南海本線用のステンレス車体は9000系が最初です。
当初、誤乗防止にグリーンの識別帯が付けられました。
1993年より、関西国際空港開港にあわせ車体塗装が新塗装に変更されています。
また南海伝統の車体番号書体は9000系が最後です。

南海 9000系 6連 9513F① クハ9501形 9513 Tc1

南海 9000系 6連 9513F② モハ9001形 9015 M1

南海 9000系 6連 9513F③ モハ9001形 9016 M2

南海 9000系 6連 9513F⑥ クハ9501形 9514 Tc2

南海電気鉄道 9000系 6両編成 編成表
←難波①                和歌山市→
クハ9501-モハ9001-モハ9001-モハ9001-モハ9001-クハ9501
Tc1-M1-M2-M1-M2-Tc2
9513F :9513-9015-9016-9017-9018-9514
撮影2005.6 新今宮

南海 9000系リニューアル車 4連 9507F

撮影場所:新今宮

南海 9000系リニューアル車 4連 9507F① クハ9501形 9507 Tc1

南海 9000系リニューアル車 4連 9507F② モハ9001形 9007 M1

南海 9000系リニューアル車 4連 9507F③ モハ9001形 9008 M2

南海 9000系リニューアル車 4連 9507F④ クハ9501形 9508 Tc2

撮影場所:新今宮

南海電気鉄道 9000系 4両編成 編成表
←難波①                和歌山市→
クハ9501-モハ9001-モハ9001-クハ9501
Tc1-M1-M2-Tc2
9507F :9507-9007-9008-9508
撮影2022.5 新今宮

-鉄道車両写真
南海本線  8000系  9000系  3000系  へJUNP

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