南海電気鉄道 南海線/高野線 1000系Ⅱ

南海電気鉄道 南海線/高野線 1000系Ⅱ

 かつては高野線と南海線の車両は区別されていました。
しかし、この1000系が登場し、そういう慣例はなくなりつつあるようです。
1000系は1992~2001年に62両製造されました。
20m級軽量構造ステンレス車体をもつインバータ制御車(GTO)です。
車端部にクロスシートを備えているのも注目です。
1000系はステンレス車体ですが塗装しています。ただし2001年製の6次車(1051F)のみ無塗装です。
また1051F は唯一の4連であり、それぞれ従来車と違って別形式となっています。
当ブログでは、1050系 として別タイトルでUPしています。
また1000系と言えば、南海線の特急「四国」号として活躍した湘南形の1000系を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。

2016年からリニューアルが始まりましたが、制御器やパンタグラフの交換など目立ったものはありません。

-鉄道車両写真集-  
新8000系  8300系     1000系Ⅱ 1050系  1000系Ⅰ「四国」   へJUNP

 

南海 1000系 6連 10F① モハ1001形 1010 Mc

南海 1000系 6連 10F② サハ1801形 1810 T

南海 1000系 6連 10F③ モハ1301形 1310 M2

南海 1000系 6連 10F④ サハ1601形 1610 T

南海 1000系 6連 10F⑤ モハ1101形 1110 M1

南海 1000系 6連 10F⑥ クハ1501形 1510 Tc

南海電気鉄道 南海腺 1000系 6両編成 編成表
←難波①
モハ1001-サハ1801-モハ1301-サハ1601-モハ1101-クハ1501
Mc-T-M2-T-M1-Tc
1010F:1010-1810-1310-1610-1110-1510
撮影2004.12 撮影場所:新今宮

南海 1000系 2連 31F リニューアル車

 

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南海電気鉄道 南海線 1000系 01F④ モハ1001形 1001 特急「四国」号

撮影場所:

南海1000系(初代)はもと11000系の改造車です。
11000系は1954~62年製の転換式クロスシート車、南海線初の高性能車となります。
1956年、和歌山港まで運転区間を延長、和歌山港〜小松島港の航路に接続する南海四国ルートの立役者となった車両です。
1000系はこのうち湘南形のマスクをもつ後期車を1973年の昇圧時に改造しました。
6連×4=24両を7000系と同等の足回りに交換、合わせて冷房化しています。
特急「四国」号急行「淡路」号として活躍しましたが、1985年10000系特急「サザン」に取って代わられ1987年に引退しました。

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