JR東日本では かつて山手線で使用していた205系にサハ204形6扉車を連結していました。 ホームドアを導入することから 順次普通の4扉車に取り替えてゆくことになりました。 6扉車が必要とされた事情、すなわち殺人的な混雑は もはや案ずるに及ばず という時代になったということでもありましょう。 そういえば205系サハ204形6扉車には折りたたみ式座席。 すなわち 混んでいるときには立っていてください […]
提案型の鉄道ビジネス。ED500-901 ED500-901は1992年に日立製作所水戸工場で落成しました。 車番から4軸駆動の交直流電気機関車の試作機ということがわかります。 ただ、すでに新型の交直流電気機関車としては、EF500形が運用試験を行っていました。 さてその2年後にED500形が運用試験を始めたのですが、所有権は日立製作所のままJR貨物に貸し出されるカタチでスタートしました。 どうい […]
伊豆箱根鉄道1000系 驚きのバリエーション 伊豆箱根鉄道 1000系にはオリジナル車と もと西武501系となる転入車があります。 オリジナル車は伊豆箱根鉄道初の20m級両開き3D車。1963~71年に導入されました。 車体は西武所沢製で新製されましたが 足回りは中古品流用の吊掛車です。 自社大場工場で艤装されました。 伊豆箱根鉄道1000系 第1編成 第1編成は 1963年6月の西武所沢車両工場 […]
阪急2300系-55年走ってきた電車と誰が思うだろうか- 2015年、阪急2300系が姿を消しました。製造初年は1960年。55年走り抜いてきたことになります。 2300系の弟分である2800系を特急運用から追いやったあの6300系が大量に廃車されたのが2009年。 6330Fに至っては1984年製ですから25年しか活躍できなかったのです。 まさか2300系より先に淘汰されるとは思っても見なかった […]
JR東日本 209系 209系という電車は、20世紀のJR東日本を代表する通勤用電車で、試作車である901系が製造されたのは1991年。 量産型である209系については、翌年の1992年から1999年にかけて製造されました。 「重量半分.価格半分.寿命半分」がコンセプト。 ようするに経済性に優れる反面長持ちしないことをあえて採用した系列でした。 というわけで前述したように元901系の900番台は、 […]
2010年2月、阪急電鉄のエースとも言うべき6300系が特急の座から退いた時、 阪急の一時代が終わったなあ…。という気がしました。それほど6300系の存在感は大きかったのです。 (6300系のさよなら運転については、ドクターKのレポートを是非ご覧ください。) それにしても、6000系の6年後に登場した6330系まで、なぜ6300系と一蓮托生なのか…。 3ドア車である9300系と2ドア車である6 […]
伊豆箱根鉄道 7000系 --果たせぬ片思い-- 地方鉄道のレベルを超えた高性能車 7000系は、1991.92年に登場した伊豆箱根鉄道オリジナルのステンレス車両です。 3連×2=6両が東急車輌で製造されました。 主電動機はHS22535-08RB(120kW×4)、制御装置は三菱製のABFM-168-15MDHC(電動カム軸抵抗制御式多段型制御)となっています。 駆動方式は中空軸平 […]
SLは機関車です。本来、無動力の客車や貨車を牽引するものです。 しかし この2014年にデビューした「SL銀河号」のSL C58-239は なんと気動車と力を合わせて山を登り、時には牽引されて移動するのです。 今まであり得なかったこの気動車-動力付き客車-キハ141系については 前回お話ししました。 今回は「SL銀河号」の主役であるC58-239について お話ししたいと思います。 C58形蒸気機関 […]
キハは気動車です。本来、自力で移動し、他の動力車と連結することはまずありません。 しかし、この2014年にデビューした「SL銀河号」のキハ141系は、SLと力を合わせて山を登り、時にはSLを牽引して移動するのです。 この頼もしいというか、今まであり得なかった気動車が今回ご紹介するキハ141系です。 2014年にデビューしたと記しましたが、実際は中古車を改造したものです。 JR東日本が […]
EF200は、JR貨物が導入した電気機関車で、6,000kWの大出力を誇る”最強の電気機関車”です。 しかし、製作は21両で終了し、2019年3月をもって全車が運用から離脱しました。 国鉄時代に製造されたEF65が2021年現在まだ頑張っているのに、これは一体どういうことでしょう。 EF200形が登場した背景。 1987年のJR移行時、JR貨物は多数の機関車を承継しました。 直流電化区間ではEF6 […]