800.850系は8000系の3連バージョンという位置づけになっているようです。 でも8000系じゃないのです。不思議ですね。今回はそこんところに突っ込んでみたいと思います。 1963年デビューの8000系はもともと4連を基本とする編成単位で開発された系列です。 1964年には2連バージョンが1977年には8連バージョンまで登場しています。 さて そんな8000系に3連バージョンが […]
昭和26年 戦後の混乱期も一段落し人々の心に旅へのあこがれが戻ってきたそんな時 首都圏の私鉄に クロスシートのロマンスカーが相次いでデビューしました。 小田急の1700形と東武の5700系です。 ともにSE車やDRCのような華やかさはありませんが 端正なスタイルは往年の特急車の品格を備えています。 しかし5700系は、通勤用車である7800系とパッと見た感じ マスクは同じです。 またそのサイドは国 […]
2023年3月 通称 和田岬線から青22号の103系が引退しました。 とうとう103系はJR西日本においても体質改善40N車である3000番台、3550番台を残すのみです。 画像をご覧ください。 森ノ宮電車区 01編成⑧ クハ103-261 タイプⅢ 1973年製 2002.11.7 改造 2017.12.26廃車 首都圏の皆様には戸袋窓無しの103系に違和感を感じられるかもしれません。 ですが […]
私を惹きつけてやまなかったB20形 私が鉄道マニアになったのは小学校の五年生くらいだったでしょうか。 もともと旅行好きだった親父につれられてSLの写真を撮っていました。 はじめはいわゆる撮り鉄です。 最初のうちはSLを撮影するだけの旅でも親父はつきあってくれましたが お立ち台に三脚をしつらえてカメラ二台(つまりカラーと白黒)で迎撃撮影するようになり早朝から日没まで 移動するか 撮影するか という […]
3セク鉄道会社が登場させた最速最新鋭の在来線特急車両 特急「はくたか」は日本で初めて160km/h運転した在来線特急です。 かつて長岡経由では果たし得なかった航空機との競争に打ち勝つためにはじき出された所要時間 東京-金沢間 3時間45分を実現するために設定されました。その鍵となるのが北越急行です。 上越新幹線の接続駅となるJR東日本の越後湯沢を起点とする「はくたか」は六日町から北越急行線に入り、 […]
3つの5800番台 ① クハ111形5800番台 L18編成① クハ111-5806 京都総合車両所 JR西日本 113系5800番台 L18編成 4連 湖西線用 京都総合車両所 ←永原④ ①京都→ クハ111_5816-モハ113/112_5803-クハ111_5806 2005年廃車 (もと福フチ K3編成:クハ111_816-モハ113/112_80 […]
客車として製作された車両が 気動車と混結され営業線にでたのは 「急行「利尻」におけるスハネフ14が最初だ」(1991年3月) と思っておられる方が結構いらっしゃるのではないでしょうか。 しかし実際には このキサロ59-501の種車であるスハフ12-701のほうが早いのです。 -------------------------------------- 2006年夏、久々にSLやまぐち号に乗車しま […]
国鉄の一般型気動車は使用線区の実情にあわせ ①両運転台あるいは片運転台、②寒冷地向けあるいは暖地向け、③トイレの有無などとバリエーションを広げ 形式または番台区分で区別してきました。 たとえば キハ47-1001は 40系気動車で… ①片運転台の②暖地向け(47-)で ③トイレなし(-1000)という具合です。 JR西日本 キハ37 1000番台 キハ37-1001 撮影場所:加古川 今やJR […]
115系3000番台 冷房準備車 かつて広島地区では153系および111系の6連が使用されていました。 1982年 国鉄は153系についてはこれを置き換え111系についてはこれを4連化にすることで高頻度運転させ、広島-岩国間を6連20分間隔から4連15分間隔とする「ひろしまシティ電車」としてスタートさせることにしました。 ここで投入されたのが115系3000番台です。 前者に対応するのが115系3 […]
415系 800番台 七尾駅 1985 年以前 北陸本線には交流電気機関車が牽引する客車列車が結構残っていました。 これらを電車化するために583系寝台特急電車を各停用に改造するという荒技を国鉄は用いました。 419系です。 クハ419-2 米原駅 経費節約のため最小限の改造にとどめました。 特急車両の面影を強く残す分 マニアにはうれしい電車です。 しかし、近郊形としては問題が多く混雑時の乗り […]