路面電車もバリアフリーの時代へ バリアフリーの時代です。公共交通である鉄道が交通弱者と呼ばれる いわゆるお年寄りや妊婦さん、そして車いすを必要とされる障がい者の方などについて、配慮してゆくのは当然の流れでしょう。 施設側にも 車両自体にもその思想が反映されつつあります。 さて路面電車は古いシステムですが プラットホームまで昇降するエレベータなどを設置するまでもなく安価にバリアフリーに対応できるユー […]
210形(211~216)は1958年 札幌綜合鉄工共同組合製。 つまり札幌市の様々なメーカー製ということです。 札幌市は戦後、地元企業を育成すべく 車両を道内の業者に製造させることにしました。 しかし北海道に車両メーカーなどはありません。まずはナニワ工機に320形(1957年製)を発注。 それを基に地元の企業で結成した「札幌綜合鉄工共同組合」に200形(1958年製)発注することにしたのです。 […]
名鉄のモ870はヨーロッパのトラムを連想させる近代的で優雅なスタイルです。 21世紀の今もなお十分に通用するもので「日本でもっとも美しい路面電車だ」 とお思いの同志も沢山いらっしゃるのではないでしょうか。 あらためて申しあげるまでもないでしょう。 モ870形は元札幌市のA830形連接車です。 さて2005年3月末、惜しくも岐阜の600V各線は廃止されてしまい彼らの去就も気になるところです。 196 […]
名鉄モ600形は1970年に600V線区である美濃町線から1500V線区である各務ケ原線(新岐阜駅)に乗り入れる目的で作られた複電圧車です。 転換クロスシート車で 2両連結した急行運転もおこなわれました。 当時全国的に退潮的だった路面電車の新しい可能性を示した意欲作といえましょう。 ただし美濃町線は600V 。新岐阜駅(各務ヶ原線)は1500V。直通運転するためには複電圧車が必要です。 製造にあた […]
3セクの鉄道事業者でもJR特急を走らせている会社はいくつかあります。 伊勢鉄道のようにJR特急がただ通過するだけという場合もありますが、智頭急行は最新鋭の振り子装置を持つ自前の特急気動車HOT7000系を登場させました。 また北越急行では683系スノーラビットを自社路線で160km/h走行させていました。 いずれも遠く都市圏に足を伸ばしその存在感を示していました。 地元の人々にとっても誇らしい。ま […]
国鉄時代、新幹線車両の寿命は? 0系は まさに新幹線の顔とも言うべき車両でした。 1964年の東海道新幹線開通以後1986年まで、22年の長きに亘って製造され 総勢は なんと3216両を数えました。 その内訳を以下に示します。もちろんすべて国鉄時代に製造されています。 0番台=1~21次(1964~1974年)1928両 1000番台=22~29次(1975~1980年 )619両 2000番台= […]