キサロハ182形550番台はダブルデッカーのグリーン/普通合造車です。 特急「スーパーとかち」用として1991年に4両が日立製作所笠戸事業所で製作されました。 2014年現在 キサロハ182-550番台はJR北海道に在籍します。 (*この記事は2014年2月に書いたものです) ところが なんと10年以上も使用されることもなく、ずーっと放置されているのです。 前年に製作されたダブルデッカー、ジョイフ […]
2001年3月、キハ283系のうち キハ283形100番台、200番台 キハ282形1000番台が、 そしてキロ283形についてはその全てが一斉に姿を消してしまいました。いったい何事? 実は改番していただけの話なんですがいったい何があったのでしょう。 種明かしをする前にキハ283系について、そして先代にあたるキハ281系についておさらいしておきましょう。 キハ283系は 1997年3月から「スーパ […]
JR四国の2000系特急気動車は2つのグループに分けることができます。 2424以降のグループはN2000系と呼ばれ高徳線向けに製造された改良型です。 最高速度130km/h運転を可能にしたというのが最大のポイントとなります。 1995年に量産先行車2両(2400形先頭車:2424・2458)が登場しました。 N2000系量産先行車 2400形 2424 特急うずしお15号 撮影2012.9.9 […]
国鉄時代 宗谷本線には特急がありませんでした。 札幌~稚内を昼行で結ぶのは急行「宗谷」と「天北」(天北線経由)夜行は「利尻」でした。 そしてこれらを補完すべく旭川~稚内間で設定されたのが急行「礼文」です。 稚内を夕刻に出発し夜遅くに旭川に着く上り「礼文」は学生時代によく利用しました。 旭川から 夜行「大雪」「利尻」にリレーしこれらを宿代わりにするためです。 超格安な北海道周遊券あればこそでした […]
国鉄時代。北海道内では函館を玄関口とし ここから長距離特急列車を道央、道東へ展開する運行体系をとっていました。 しかし航空機に太刀打ちできないことを悟った国鉄は 札幌中心の運行体系に大転換することになります。 そんな時代の流れのなかでキハ183系は登場しました。 とはいえキハ183系は1980年の国鉄再建法成立以前に企画された車両です。 長大編成の車両を従える堂々たる特急車両として登場しました。 […]
まず、画像をご覧下さい。 JR北海道 キハ183系 特急「オホーツク」 キハ183形100番台 キハ182-102 ---なんでしょうね。この違和感。 「マスクにキハ181のようなスマートさが感じられないからだ」 と思われる方もあるでしょうが、私の場合は機械室の位置です。 普通、運転台側に設置するでしょう。キハ181だってキハ82だってそうです。 どうしてこんな所に設置したのでしょう。いやいや設置 […]
§1 小が大を兼ねるということ 400系は標準軌に改軌した在来線(奥羽本線)に直通運転する山形新幹線「つばさ」用として開発されました。いわゆるミニ新幹線の元祖です。 1992年7月からの開業に合わせ12編成が出そろいました。 車体長は20,000mm・車体幅2,945mmと在来線の規格に合わせ”小振り”になっています。 このままでは新幹線用ホームとの間に大きな隙間ができるためドアの部分にステップが […]
E751系は 常磐線特急用E653系 交直流特急電車を交流専用車にしたものと考えて良いでしょう。 2000年3月、盛岡 – 青森間の特急「スーパーはつかり」としてデビューしました。 本州最北の地を走るために 扉部分の機密性をUP。E653系より強化された暖房機能を有しています。 (なお2006~07年にかけ全編成に足回りの耐寒強化改造が施工されています。) 制御方式はIGBT素子による […]
189系とEF63形 189系は 489系と同じく信越本線の碓氷峠を越えるために登場した特急電車です。 上野方となるクハ189形500番台は補機であるEF63形と協調運転するためのジャンパ連結器をもっている点が特徴です。 交直流電車である489系が先(1971年)にデビューしています。 直流電車である189系は183系1000番台のデビュー後となる1975~79年製です。 よってボンネット車はあり […]
碓氷峠と489系 JR西日本 489系白山色05F① クハ489-505 特急白山 撮影場所:上田 1997年 長野新幹線の開業により信越本線の横川 – 軽井沢間が廃止されました。 時刻表の地図をみると 信越本線の横川 – 軽井沢間は途切れてしまっていて空白になっています。 長野新幹線ができるまではちゃんと在来線が通っていました。 ここには碓氷峠というそのままでは越すに越 […]