西鉄は北九州線と福岡市内線の双方に連接車を導入しています。 北九州線は1000形でひとまとめにされているのに対し福岡市内線は1001形、1101形、1201形、1301形と細分化されています。 さらりと記しましたが 形式こそ違え車番1001は2通りあるわけで理解に苦しむところです。 ただ北九州線用と福岡市内線用とでは外観に若干の差異があり、福岡市内線用が大きな1枚ガラスの正面窓が中央にあるのに対し […]
650形は広島での被爆体験を持つ路面電車です。いまなお現役で活躍しています。 いよいよ戦時色が高まる昭和17年、国策により広島瓦斯電軌から交通事業を分離した広島電鉄が初めて発注した半鋼製のボギー車です。 発注先は木南車輌製造。当時、大手車両メーカーは戦時下の需要で手一杯でした。 昭和14年に南海本線堺駅付近に工場を建設し台車や台枠の製造に携わっていた創業者の木南(きなみ)吉三は 路面電車事業者の需 […]
238は 1950年にデュワグ社で製造された復興車(aufbauwagen)です。 大量生産されたKSW型(戦時型路面電車)が種車となる戦災復旧車でこれらの車両はドイツ各地で活躍していました。 238は1976年までハノーバー市電において使用され路面電車博物館で保存されていました。 1988年に姉妹都市提携5周年を機に広島市に寄贈され広島電鉄が再稼働させることになりました。 板台枠式台車の4輪単車 […]
70形はもとドイツ ドルトムント市電の3車体連接車GT8形です。 ドルトムント市が地下線を新設した際に余剰となっていた2編成(76.80)を購入しました。 1901.13と同じく富士電機製の冷房改造などを行い1982年より運用を開始しました。 GT8形は 1958年 西独 デュワグ (DUEWAG)社製。 デュワグ社は路面電車を大量に製造したメーカーでGT8というのもデュワグ社の名称です。 199 […]
100形 101は 1984年、観光キャンペーン(SunSunひろしま)にあわせて登場したレトロ電車です。 レトロ電車といえば都電9000形もそうです。 しかし9000形の足回りは8500形同様のインバータ電車でドアの構造、位置もあわせてあります。 対して広電101は1912年製の旧100形を再現した新車です。 ダブルルーフの車体は大阪車輌工業で製造されました。 旧100形は木製車体でしたが現在の […]
3000形(3001~08/ABC)は1979~81年に西鉄から譲渡された2車体連接車を3車体連接車に改造したものです。 (種車となる西鉄1101形は1954年、1201・1301形は1962~64年製) ここでは1981年に改造された1101形を含む05、06編成をUPしています。 1101形は1201形とあわせて改造され全部で8編成が登場します。05編成:1101A-1101B+1102A 0 […]