111系は1962年、4両編成ユニットでデビューし64ユニットが製作されました。 しかし翌年にはモータをMT54にパワーアップした113系に取って代わられてしまいます。 民営化時 111系として生き残ったのはJR四国に継承されたB1~3編成だけでした。 1988年には国鉄清算事業団が保有していた111系を2ユニット車籍復活させました。B4.5編成です。 111系は JR東日本から移籍してきた113 […]
7000系は1990年の予讃線伊予北条~伊予市間の電化開業にあわせて開発されました。 単行・ワンマン運転対応の電車です。 両運転台の制御電動車7000形と片運転台の制御車7100形とがあり、これらを組み合わせることでフレキシブルな運用が組まれています。 車体は軽量ステンレス、ドアは片側3箇所で、中央は両開きですが、両端は片開きとなっています。 これはワンマン運転を意識してのことです。(なおワンマン […]
6000系は211系とよく似た車両ですが、編成両端部のドアが片開きになっていることが違いとしてがあげられます。 また運転室後部のスペースが広くとられているのは車掌がホームに降りることを容易にするためです。 これらは、無人駅での運賃収受を考えた工夫です。 1M3Tを可能にしたということもできるだけ高価な電動車を増やさずラッシュ時には付随車を増結することで乗り切ろうという経済性を重視したものです。 も […]
7200系は2016年、製造から30年近く経過していた121系をリニューアルしたものです。 今回は系列、車号を一新。JR四国のオリジナル車両にあわせて 「クモハ121(Mc)を7200、クハ121(Tc)を7300」としました。 足回りのみならず客室設備内外で大幅なリニューアルが施工されています。 JR四国 7200系 R07編成 JR四国 7200系 R編成 予讃線 土讃線 用 所属 高 […]
121系は国鉄民営化を目前に控えた1987年3月。四国初の電化区間用に作られました。 四国では最初で最後の国鉄電車となります。2連×19=38両が製造されました。 車体はステンレスとなりましたが、側窓は一段上昇でしかも半分しか開きません。 また制御器(CS51A)や台車(DT-33A/TR-21T)主電動機(MT-55A)などの足回りやパンタグラフ(PS16)は廃車になった101系のものが流用され […]
スロフ12形・オロ12形0番台はJR四国が継承していた12系をグリーン車化したものです。 種車はスハフ12形(3・6)とオハ12形 (5・6・9・10) で車番はそのままです。 オロ12 6・9は車内をカーペット敷きとし定員20名。窓枠も改められています。 他の4両はアイランドエクスプレス四国と同様のリクライニングシートを設置し定員は33名。 1989年8月から快速「ムーンライト高知」で使用を開始 […]
「アイランドエクスプレス四国Ⅰ」は四国初のジョイフルトレインです。 1987年3月改造ですが運用はJR四国発足後です。オロ50形・オロフ50形に形式変更されました。 グリーン車扱いとなった車内は絨毯敷きの床にリクライニングシートを設置。 洋式トイレに洗面所を追加設置しました。冷房装置はAU13形を屋根上に搭載。 サービス用電源は4VK発電装置をキハ58系から流用しました。110 km/h走行に対応 […]
四国に50系客車が投入されたのは1978年。 JR四国に継承されたのはオハ50形が50両(うち2000番台は9両)オハフ50形が66両(うち2000番台は4両)です。 JR四国となってから通勤形として改造された車も登場しました。 予讃線、土讃線からは1990年に、最後まで残った高徳線用も1992年に姿を消しました。 オハフ50-180は簡易ビュッフェ付き「オアシス」に、ほかジョイフルトレインの「ア […]
国鉄時代、四国の地にあってはキハ58系こそがエースだった気がします。 JR四国に引き継がれたのは、キハ58形53両、キハ57形2両、キハ28形37両(含 5000番台24両)の合わせて92両でした。 民営化後は急行の特急格上げが加速し1990年11月改正では予讃線・土讃線・高徳線・牟岐線の定期急行列車が全廃、徳島線の「よしの川」を残すのみとなり キハ58系の多くが廃車またはローカル用に転用されまし […]
キハ58系は急行用気動車の代表選手といえる存在でした。 四国の地にあっては特急列車の登場が遅れたせいもあってキハ58系こそが四国に君臨するエースだったような気さえします。 往年の急行 うわじま あしずり 阿波 よしの川…を思い起こさせる国鉄色はキハ58系にほんとに似合っています。 JR四国色も悪くはないのですが、普通列車用に格下げ改造されてゆく過程のイメージが強く感じられて、すこしさみしい感じがす […]