717系は 国鉄末期に多く残っていた地方幹線の客車列車を電車化するため 余剰化した急行形電車に近郊形車体を載せ替え交流専用とした更新車です。
1985~88年に改造されました。
0・100番台が仙台地区向け、200・900番台が九州地区向けです。
0・100番台は3連のままでしたが、200・900番台は2連となりました。
200番台は1986~88年に475系のMMユニットを改造したもので モハ474にクハ455の運転台を接合しクモハ716-としています。
全車ワンマン化され 主に南九州で運行されました。
2009年から廃車が進み2014年に姿を消しました。
717系200番台 Hk204編成 国鉄改造車
JR九州 717系200番台 Hk204編成 2連 所属:鹿児島総合車両所
←川内② ①鹿児島中央、延岡→
Hk204:クモハ717-204+クモハ716-204
1987.3改造 ワンマン化2004.1 2014.8廃車
参照:JR編成表2008年夏号 撮影2005.8:鹿児島中央
Hk204編成② クモハ717形200番台 クモハ717-204
クモハ475-39改
Hk204編成① クモハ716形200番台 クモハ716-204
モハ474-39改 撮影2005.8:鹿児島中央
717系200番台 Hk205編成 JR九州改造車
JR九州 717系200番台 Hk205編成 2連 所属:鹿児島総合車両所
←川内② ①鹿児島中央、延岡→
Hk205:クモハ717-205+クモハ716-205
1987.12改造 ワンマン化2003.12 2013.12廃車
参照:JR編成表2008年夏号 撮影2005.8:鹿児島中央
JR九州移行後に改造された205~は戸袋窓の廃止されクロスシートの数が減少しています。
Hk205編成① クモハ716形200番台 クモハ716-205
モハ474-13改
Hk205編成② クモハ717形200番台 クモハ717-205
クモハ475-13改 撮影2005.8:鹿児島中央
717系900番台について
900番台は1994年に457系のMMユニットを改造したもので種車の車体中央部に両開きドアを新設した3ドア車です。
モハ456に運転台を接合しクモハ716-901となっています。
残念なことに撮影できませんでした。
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