豊橋鉄道 東田本線 モ800形(もと名古屋鉄道 ) 2005年~ 部分低床車 LRV

豊橋鉄道 東田本線 モ800形(もと名古屋鉄道 ) 2005年~ 部分低床車 LRV

モ800形は名古屋鉄道が 美濃町線田神線↔各務原線直通用として2000年に導入した複電圧車です。
部分低床という特殊な構造をもっています。
すなわち中扉をノンステップとしステップ付き前後扉に向かってこれをスロープで結ぶ3扉構造です。
傾斜したロングシートはあり得ませんので低床部以外はクロスシートとなります。

VVVFインバータ制御、シングルアームパンタ、回生付き電気指令式ブレーキを装備する最新鋭車両でもあります。
名鉄初のLRV (Light Rail Vehicle)ということでもあり日車が送り出した自信作といいたいところですが、この3両のモ800形以後 日車は路面電車を製造していません。
日車最後の路面電車ということになるのかもしれません?

2005年3月、名鉄岐阜600V線区の廃止によりわずか5年で廃車となりモ801は揖斐線用のモ780形(781~87)とともに豊橋鉄道に移籍しました。
VVVFインバータ制御車であることから足回りについて大きな改造はおこなわれていません。モ801は塗装もほぼ名古屋鉄道時代のままでした。
ただ豊橋鉄道のワンマンカーは前扉を乗車口、中央扉を降車口とする「前乗り中降り」方式です。
名鉄時代とは逆なんですね。豊橋流に改められますが使い勝手はどうだったのでしょう。
また東田本線の井原には運動公園前へ分岐する半径11メートルの急カーブが存在します
かつてモ800形はこのカーブを曲がれませんでした。よって運動公園行きには使えません。
1両しかなかったこともあってか。出番はかなり限られていたような気がします。

この井原カーブを曲がれるようになったのは2018年です。
台車の自由度を上げるために台車カバーが外されています

802、03の2両は福井鉄道に譲渡されていました
しかし
2019年 F1000形の増備により 収容力の小さいモ800形は 運用から外れ豊橋鉄道へ譲渡されます。
これでモ800形は豊橋鉄道に勢揃いと相成りました。「R11対応工事」も施工されています。

 

モ800形 801

撮影場所:赤岩口車庫

豊橋鉄道 モ800形  801 2005年日車製 もと名鉄モ800形
14.780 :2.220 :3.880  18.9 t  72名(30席)
台車 FS-567 住友  モーター MB5090-A 60.0kw× 2
制御装置 MAP062-15V91 三菱 ブレーキ:MBS-R.電気指令式電磁直通 回生付き
クーラー CU771A 21000kcal×1 参考文献 rp852 2011.8

モ800形改  803 R11対応

台車の自由度を上げるために台車カバーが外されています。撮影2024.9:駅前

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豊橋鉄道(東田本線) 路線まとめ
モ3700形   モ3800形 モ3300形 モ3100形 冷改 モ3200形 冷改 モ3500形   モ780形 モ800形 T1000形
参考:名鉄600V線 モ560形 モ580形  モ800形 モ780形  福井鉄道 モ800形
都電7000形更新車 非冷房 冷房改造車 

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