モ550形(550~559)はもと北陸鉄道金沢市内線モハ2000形。1950年近車製。
モ560形(561~566)はと北陸鉄道金沢市内線モハ2200形。1956~58年日車製。
ともに細面で車体長11.5mと短いのが特徴です。
これは金沢市内線の曲線半径が厳しかったということの証しでもあります。
大型車が導入できなければ市内線は生き延びることはできません。
金沢市内線は1967年に廃止され名古屋鉄道にモ550形とモ560形はその時デビューしています。
モ550形は1997年のモ780形導入時に姿を消しました。
モ560形は1988年の徹明町-長良北町間廃止にあわせモ550形より先に廃車されています。
562のみ1989年に福井鉄道へ引き取られましたがあまり活躍の場はなかったようです。
リチウムイオン電池実験車などにも使用されましたが2006年廃車されました。
モ550形 もと北陸鉄道モハ2000形
形式 モ550 550~559 1950年 近車製
もと北陸鉄道金沢市内線モハ2000形 1967年導入
11.500: 2.200: 4.000 11.95 t 70名30席
台車 brill モーター:37.3kw ×2 直接制御 クーラーなし
参考文献 rp319 1976.4
550 もと北陸鉄道モハ2000形
撮影場所:徹明町
554 もと北陸鉄道モハ2000形
撮影場所:徹明町
モ560形 もと北陸鉄道モハ2200形
形式 モ560 561~566 1956~58年 日車製
もと北陸鉄道金沢市内線モハ2200形 1967年導入
11.500: 2.200: 4.000 13.15 t 70名28席
台車 NS-7 モーター:22.4kw ×2 直接制御 クーラーなし
参考文献 rp319 1976.4
566 もと北陸鉄道モハ2200形
撮影場所:徹明町
*参考 福井鉄道 560形 562
撮影場所:社武生
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