JR北海道 261系1000番台 7次+5次車編成 特急「北斗」 車体傾斜装置なし

JR北海道 261系1000番台  7次+5次車編成 特急「北斗」 車体傾斜装置なし

261系1000番台はJR北海道の標準特急型車両として増備されたものですが その経緯は複雑です。
「スーパーとかち」用として登場したキハ261系1000番台は 2011年の石勝線事故以後、2013年に最高速度を引き下げ 2014年には車体傾斜装置の使用を停止してしまいました。
一方2016年の北海道新幹線開業に向け「スーパー北斗」等特急用気動車の輸送力確保に迫られていた JR北海道は新型特急285系ではなく261系を増備することにしたのです。
ただし261系の特徴であった車体傾斜装置を5次車(2015.16年製)では搭載していません。
これは大きな変更で新形式としてもおかしくないところですが、既存の1000番台もこれを取り外すということで性能の統一が図られました。
261系1000番台は2006~22年に154両と大量に増備され JR北海道在来線の看板車両となっています。
ここではST1124編成(7次車)+増結車+ST1207編成(5次車)で編成された特急「北斗」 編成 8連をUPしました。
側面窓上の継ぎ目があったり無かったりで一貫性がありません。

261系1000番台 特急 北斗 8連 ST1124…ST1207編成

JR北海道 キハ261系1000番台 特急 北斗 8連 編成表
←① 函館                          札幌⑧→
キロ261/キハ260-1124+(キハ260_1314+1402+1304+1401)+キハ260/キハ261-1207
ST1124+(増結車1300番台.1400番台)+ST1207
参照;2024年9月27日撮影 実写データ 撮影場所:森

特急北斗① キロ261形1100番台 キロ261-1124

ST1124編成 グリーン車 定員24 多目的室・車販準備室・業務用室・荷物置き場

特急北斗② キハ260形1100番台 キハ260-1124

ST1124編成 定員50 トイレ付き 車掌室(簡易運転台準備工事)業務用室。車椅子対応

特急北斗③ キハ260形1300番台 キハ260-1314

1300番台増結車:01~45 2007~21年製(2~7次)定員60 トイレ付き 大型荷物置場あり

特急北斗④ キハ260形1400番台 キハ260-1402

1400番台増結車 01~09:2018年製(全て7次車) 定員54 トイレ付き 車掌室付き

特急北斗⑤ キハ260形1300番台 キハ260-1304

特急北斗⑥ キハ260形1400番台 キハ260-1401

 

特急北斗⑦ キハ260形1200番台 キハ260-1207

ST1207編成 定員60 トイレ付き

特急北斗⑧ キハ261形1200番台 キハ261-1207

ST1207編成 定員56  撮影 森:2024.9

エンジンはN-DMF13HZJ(定格出力460 PS / 2100 rpm)を全車2基搭載します
変速機は0番台と同じくN-DW16A。台車は140 km/h対応の N-DT261Aに変更

261系1000番台 初期車 「スーパーとかち」Tilt261 へJUNP

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