モボ121形は1936~37年(昭和11~12年)に製造されました。(121~130:川崎車輛製)
連結運転をするため当初より連結器を装備しています。
制御器は間接自動制御の芝浦製 RPC50、電動機はSE129B(44.8kw×2)でした。
旧モボ101形と同様の半鋼製車体でアイボリーとグリーンの標準塗装で登場しています。
1975年まではポール集電でした。台車が川車製 BWE12となっているところが識別ポイントです。
1950年にモータを装備しないク201形が運用を開始した時、モボ121形のうち121~ 124が牽引車として指定され 主電動機を4個に増強しています。
1982年にワンマン運転開始にあわせサイドミラーを設置しました。
モボ101形と違って車体更新されなかったモボ121形は1984~96年に廃車され形式消滅。
主要機器類を流用して新車モボ621形に生まれ変わりました。
目次
モボ121形 127 ポール集電時代 川崎車輛製
撮影1975年:三条口
モボ121形 121 Zパンタ付き 4コモータ車 川崎車輛製
撮影:太秦
モボ121形 121 Zパンタ付き 4コモータ車 川崎車輛製
撮影:太秦
モボ121形 125 Zパンタ付き 2コモータ車 川崎車輛製
撮影:鳴滝
モボ121形 127 Zパンタ付き 2コモータ車 川崎車輛製
撮影:蚕ノ社
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