もと名古屋市交通局1550形です。1954年に日本車輛で製造されました。 名古屋時代の1969年にワンマン改造が行われています。 岡山には1974年3月にそのうちの2両(1561.62)がやってきました。 名古屋市電が1067mm軌間だったというのは意外でしたが、車体は堂々たるものです。 移籍した当時主力だった3000形と較べると車幅が20cmあまり広くなっています。 鉄道線車両なら入線できなかっ […]
3000形はもと東武日光軌道線100形です。1953年に宇都宮車輛で10両製造されました。 急勾配区間を運用することからモータは45kwのTDK-532-Bを搭載します。 制御装置はDB1LBK-4(東洋)直接制御車ですが発電ブレーキ付です。 もちろん直通ブレーキ(SM-3 )も装備しています。 台車はBrill 76Eのコピー版であるKS-40Jです。 岡山には日光軌道線が廃止された1968年か […]
岡山電気軌道にはフラッグシップともいうべき高性能車が存在します。 9200形です。愛称であるMOMOのほうがイメージしていただけるのではないかと思います。 ボンバルディア社のブレーメン形超低床電車を基本に車体や主要機器等にアドトランツ(→ボンバルディア)製の標準パーツを組み合わせたユーロデザインのスマートな電車です。 1次車(9201、愛称:MOMO)が2002年に新潟鐵工所で 2次車(1011、 […]
7900形7901は7600形とほぼ同一の車体を持つ冷房車です。 今回は3000形(もと東武日光軌道線100形)の機器を再利用して車体を新造しました。 しかし 台車はKS40J(Brill76Eのコピー)からNK-202(新製)に換装されていますから見た目7600形と同じです。 同じく新製のNK-202台車をはく7400~7600形が新車扱いされているのと同様、7900形も新車として扱いたいと思い […]
7700形は1987年にデビューしたアルナ工機製の更新車です。 2500形2501(もと呉市電700形702)の足回りを再利用しました。 2500形の更新車といえば7300形もそうです。 7301は 2500形2502(もと呉市電700形703)の足回りを再利用しています。 性能も変わらないのですから同じ形式にしてもよさそうなものです。 しかし岡電は1980年に創業70周年を期して7000形をデビ […]
7600形は1986年に1両がデビューしました。アルナ工機製 参考文献である鉄ピクの新車年鑑1986年版において7500形はほぼスルーされているのですが、 7600形は1987年版でしっかり取り上げられています。執筆者は「岡山電気軌道」。 7000系を新型車、高性能車とされているところはご愛敬ですが、細部にまでこだわった労作であるというところには感銘を受けました。 そして特に強調されているのがデザ […]