モボ101形は1929年(昭和4年)の嵐山本線の全線複線化にむけ製造されました。
(当時は京都電灯、101~06:藤永田造船所製)
1928年の新京阪鉄道による 嵐山線(桂-嵐山)開業に対抗すべく登場した車両です。
制御器は間接自動制御のGE製PC6、電動機はSE129B(44.8kw×2)でした。
前面非貫通15m級2扉の半鋼製車体で1937年にはアイボリーとグリーンの標準塗装となり長く親しまれてきました。
ここでご覧いただくのはこの101号機が1968年に台車KL-15に換装した姿です。
1975年まではポール集電でした。
モボ101形 旧車体ポール集電 101 藤永田造船所製
1975年より車体を新造しました。台車 KL-15、モーター SE129-Bは引き継がれましたが、
集電装置はZパンタに改められ、制御装置は PC-16などに取り替えられてゆきます。
撮影は1975年 三条口です。なお京都市電西大路線は1978年に廃止されています。
新車体のモボ101形更新車は別タイトルでUPします。
参考文献: 鉄道ピクトリアル 593 1994.7
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