モボ111形は1932年(昭和7年)に製造されました。(111~117:田中車輛製)
連結運転をするため当初より連結器を装備しています。
制御器は間接自動制御の芝浦製 RPC55、電動機はSE129B(44.8kw×2)でした。
旧モボ101形と同様の半鋼製車体で1937年にはアイボリーとグリーンの標準塗装となり長く親しまれてきました。
1975年まではポール集電でした。台車が住友製 KS46Lとなっているところが識別ポイントです。
1982年にワンマン運転開始にあわせサイドミラーを設置しています。
モボ101形と違って車体更新されなかったモボ111形は1984~93年に廃車され形式消滅。
主要機器類を流用して新車モボ611形に生まれ変わりました。
旧モボ101形、モボ101形更新車、モボ121形は別タイトルでUPします。
目次
モボ111形 111 田中車輛製
モボ111形 112 田中車輛製
モボ111形 113 田中車輛製
モボ111形 117 田中車輛製
撮影:太秦
コメントを書く
コメントを投稿するにはログインしてください。