JR西日本 キハ65形800番台「エーデル北近畿」1990-2004年

JR西日本 キハ65形800番台「エーデル北近畿」1990-2004年

「エーデル北近畿」は 1990年に特急「北近畿」を浜坂まで延長するために鷹取工場で追加改造されました。
トイレ付きが801、トイレなしが1801となります。
800番台の車体は「エーデル鳥取」に準じていますが 走行機器はそのままで最高速度は95 km/hです。
連結器も自動連結器のままなので 600番台・700番台との連結はできません。
そのかわり増結用にキハ58-7301(「砂丘」用キハ58形7200番台と同じ改造を施したもの)を編入しました。
エーデルシリーズの最後となる「エーデル北近畿」ですが、種車が枯渇、不足分をJR四国から購入しています。
1999年10月「北近畿」は全て電車化されました。
800番台は米子ゆき夜行(客車)列車であった急行「だいせん」に転用されました。
2004年10月急行「だいせん」は廃止、同年11月に廃車されました。

「エーデル北近畿」用キハ65形800番台

 

以下は 「ほくせつライナー」撮影 大阪駅:2008.8 

キハ65形800番台 キハ65-801

801:展望室・トイレ付き 定員64 元キハ65-6 1989年2月 後藤車両所改造 京キト

キハ65形1800番台 キハ65-1801

1801:展望室付き トイレなし 定員64 元キハ65-6 1989年2月 後藤車両所改造 京キト

エーデル北近畿-多客期用増結車-

キハ58形7300番台 キハ58-7301

エーデル北近畿の多客期用増結車 定員64
7301:元キハ58-686 1992.12 後藤車両所改造 福フチ 2000年3月廃車
グレードアップ改造 0系の簡易リクライニングシートを転用
ちなみに7200番台は急行「砂丘」用 撮影:大阪

急行「だいせん」

1999年10月より、急行「だいせん」として使用  撮影 茨木:2000.8

キハ65形810番台 キハ65-811


展望室なし トイレ付き→811・812 定員56
811:元キハ65-82 1989
年2月 後藤車両所改造 京キト 2004年11月廃車

キハ65形1800番台 キハ65-1812

 

展望室なし トイレなし→1811・1812 定員68
1812:元キハ65-76 1989
年2月 後藤車両所改造 京キト 2004年11月廃車

 

 

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