JR東日本  24系25形寝台客車 特急「あけぼの」 

24系寝台車は1973~80年に製造されました。
冷暖房用などのサービス電源を電源車でまかなう「集中電源方式」を採用した寝台客車です。
20系B寝台車の幅を大型化し中段寝台の自動昇降装置を取り付けたことも変更点です。
それでもベッドの収納は面倒です。これを省力化し人件費を少しでも削減するため2段寝台にしたのが25形です。
寝台特急「あけぼの」は1970年から上野 – 青森間を奥羽本線経由で運行しました。
1980年には20系(青森区)から24系24形(秋田区)に変更
最盛期には毎日3往復(上野 – 青森間2往復、上野 – 秋田間1往復)が運行されていました。
民営化以後「北斗星」運行開始に伴い秋田区の24系24形は全車青森区に転属「あけぼの」も青森区持ちとなりました。
「はくつる」「日本海」の運行終了以降は24系24形に金帯の25形が編成に加わりました。
1997年秋田新幹線開業に伴い東北本線、奥羽本線経由の「あけぼの」は廃止。
以後 上越線、羽越本線、奥羽本線経由の「鳥海」を改称した「あけぼの」に生まれ変わります。
2002年 寝台をそのまま普通車座席指定席とする「ゴロンとシート」が追加されました。
2014年に運行終了。

JR東日本 24系25形寝台客車 特急「あけぼの」

寝台特急 「あけぼの」① オハネフ25-205(レディースゴロンとシート)

オハネフ25形200番台:2段式寝台で固定型、100番台と違って方向転換できないタイプ。
「レディースゴロンとシート」(1号車・女性専用・禁煙)座席指定車。
浴衣、枕、掛け布団、シーツはなし、設備は2段式(開放式)寝台をそのまま使用。

寝台特急 「あけぼの」② オハネ25-215

寝台特急 「あけぼの」③ オハネ24-49

オハネ24形改
2段式寝台に改造。 定員32

寝台特急 「あけぼの」⑤ オハネ24-553(ソロ)

オハネ24形550番台 551-55
B個室寝台車(ソロ)。H2.3にオハネ24を改造したもの。 定員28

寝台特急 「あけぼの」⑦ スロネ24-551(シングルDX)

スロネ24形550番台 551-53
「あけぼの」用A個室寝台車(シングルDX)。H2.3にオロネ24-1を改造したもの。定員11
ビデオモニター、BGM装置を設置。

寝台特急 「あけぼの」⑧ オハネフ24-19(ゴロンとシート)

オハネフ24形「ゴロンとシート」(8号車・禁煙席)座席指定車。
浴衣、枕、掛け布団、シーツはなし。通常の2段式寝台をそのまま使用。

寝台特急 「あけぼの」⑨ カニ24-23(電源車)

撮影 2009.3:鶯谷

JR東日本 寝台特急「あけぼの」牽引機  EF64-38

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