189系は信越本線碓氷峠越え用のEF63形電気機関車と協調運転するために登場した特急電車です。
1975年から特急「あさま」「あずさ」用として長く使用されました。
183系は1972年に総武本線・房総各線の特急としてデビューしました。
ともに485系に似ていますが波動輸送への対応も考慮して2ドアが基本となっています。
また車体限界が小さい中央東線での運用を考慮し 運転席上のヘッドライトがありません。
1987年。JR東日本にそのすべてが承継されました。
JR東日本ではグレードアップ改造を行っています。窓が拡大されているのが特徴です。
189系では塗装も「あさま」色「あずさ」色に改められバリエーションが増えました。
対して幕張区の183系は国鉄色のままです。
189系は1997年長野新幹線の開業に伴い本来の活躍の場を失いました。
183系は1993年に255系、2004年にはE257系500番台とに置換えられ激減しています。
2002年 彼女らは臨時列車等で活躍することになり田町車両センターに転籍します。
田町区のH102編成は10両全てが189系ですが 他の4編成(4.6.8.10連)は189系と183系の混結です。
幕張区の車両にあわせ国鉄色に統一されました。ここではH61編成6連をご覧いただきます。
JR東日本 189/183系 田町車両センター H61編成 6連
JR東日本 189/183系 田町車両センター H61(6両)編成
←東京⑥ ①→
クハ189_504-モハ183/182_1044-モハ183/182_1047-クハ189_8
2002.3より国鉄色塗装(183系は幕張区より)
参考:JR編成表2011年冬版 撮影2011.2:新宿
H61編成① クハ189形0番台 クハ189-8 快速河口湖号
1997年:奇数向きに方転
あさま色(長野区N204編成)でしたが 2002年3月国鉄色に。撮影場所:新宿
H61編成④ モハ182形1000番台 モハ182-1044 快速河口湖号
H61編成⑤ モハ183形1000番台 モハ183-1044 快速河口湖号
183系1000番台はもと上越線用。新幹線の開業により松本区に移動しています。
あずさ色(松本区 M13編成)でしたが1998年幕張区に移動し国鉄色に。
H61編成⑥ クハ189形500番台 クハ189-504 快速河口湖号
1990年:グレードアップ改造 1997年:奇数向きに方転
2002年:田町区へ あさま色(長野区N204編成)でしたが国鉄色に。撮影場所:新宿
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