南海1000系(初代)はもと11000系の改造車です。
11000系は1954~62年製の転換式クロスシート車、南海線初の高性能車となります。
1956年、和歌山港まで運転区間を延長、和歌山港〜小松島港の航路に接続する南海四国ルートの立役者となった車両です。
1000系はこのうち湘南形のマスクをもつ後期車を1973年の昇圧時に改造しました。
6連×4=24両を7000系と同等の足回りに交換、合わせて冷房化しています。
特急「四国」号急行「淡路」号として活躍しましたが、1985年10000系特急「サザン」に取って代わられ1987年に引退しました。
南海 南海線 1000系 01F④ モハ1001形 1001 特急「四国」号
南海 南海線 1000系 03F① クハ1901形 1903 特急「四国」号
撮影場所:新今宮
M車の台車は7000系と同じミンデンドイツ形のFS355(新造)ですが、T車については11000系のFS319から電動機を外しFS19とした上で使用しています。
南海 南海線 1000系 03F③ モハ1101形 1106 特急「四国」号
撮影場所:新今宮
南海 南海線 1000系 05F⑤ サハ1801形 1805 特急「四国」号
撮影場所:新今宮
南海電気鉄道 南海腺 1000系(初代) 6両編成 編成表
←難波① 和歌山市→
モハ1001-サハ1801-サハ1801-モハ1101-モハ1101-モハ1101
1001-1801-1802-1102-1101-1901
1002-1803-1804-1104-1103-1902
1003-1805-1806-1106-1105-1903
1004-1807-1808-1108-1107-1904
京福電気鉄道 福井支社 モハ3001形03F② 3004 元南海11000系 11012
撮影場所:福井
モハ3004 1956年 帝国製 旧南海11001形11012 1974.6導入
3001系 編成表
←①福井 ②→
3001–3002 → 3007–3008 Mc-Mc
参照 私鉄車両編成表90年版
京福電気鉄道 福井支社 モハ3001形07F ② 3008 もと南海11000系 11004
撮影場所:福井口
モハ3008 1956年 帝国製 旧南海11001形11004 1974.6導入
3001系 編成表(参照 私鉄車両編成表90年版)
←①福井 ②→
3001–3002 → 3007–3008 Mc-Mc
-鉄道車両写真集- |
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