2800系は1964年に登場した京都線特急専用車です。
扉間オール転換クロスシートの2ドア車で、十三-大宮間をノンストップで疾走する姿は、
まさに阪急のフラッグシップ的存在でした。計56両が1973年までにナニワ工機(アルナ工機)で製造され、4連+4連の8連で用いられました。
1976年には、6300系にエースの座を譲り1979年までに順次3扉ロングシート化され、急行や各停として用いられることになります。
嵐山線用として最後まで残されていた4両編成2本が1995年に廃車となり、系列としてはこれが最期となります。
兄貴分である2300系が2015年まで元気に活躍していたことを考えるとあまりにも短い生涯でした。
なお7連化時、余剰となった車両は、2300系に組み込まれ(神戸線の5000系等に組み入れられた事も)ました。
これらは2001年に姿を消しています。
阪急電鉄 京都線 2800系 2812F① 2812 河原町行き
撮影場所:十三
阪急京都線 2800系7連 2812F編成表
←梅田① ⑦河原町→
2812-2832-2862+2802-2892-2842-2852
Mc M Tc + Mc T M Tc
参考:私鉄車両編成表’93年版
阪急電鉄 京都線 2800系 2814F 梅田行き急行 3ドア車
撮影場所:中津 2814F 梅田行き急行 3ドア車
阪急京都線 2800系7連 2814F編成表
←梅田① ⑦河原町→
2814-2834-2864+2804-2894-2844-2854
Mc M Tc + Mc T M Tc
2814Fは⑤.⑥号車を除き、シンドラー台車(KS-74A/B)付き
参考:私鉄車両編成表’93年版
阪急電鉄 京都線 2800系 2815F 河原町行き特急 3ドア車
撮影場所:十三
2815F 河原町行き特急 3ドア車
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