E127系0番台は1995年に新潟近郊区間で営業運転を開始しました。
2連×13=26両が新潟車両センターに在籍しました。
115系、165系の代替要員として誕生しましたが オールロングシートというのが残念なところです。
ベースとなる車体は209系。制御装置はVVVFインバータ(SC51: 1C2M GTO)。
主電動機はMT71(120kw)で台車はDT61A/TR246A。
ブレーキは回生ブレーキを備えますが 列車密度の低い路線で使用するため発電ブレーキを併用します。
よって抵抗器がMcの屋根上に搭載されています。
2008年9月に発生した列車火災事故のためV3編成が廃車となっています。
2015年にはこの年開業した「えちごトキめき鉄道」に2連×10本が譲渡されました。
2022年、最後まで残存していたV12・V13編成も新潟地区での運用から撤退。
2023年に南武線(南武支線 尻手 – 浜川崎間)へ転用されました。
E127系0番台 V編成 2連
JR東日本 E127系0番台 V01-13編成2連 越後線、白新線 羽越本線用
←①吉田、新潟 新発田、長岡、村上②→ (号車は便宜上)
クモハE127_-クハE126_
1995.8~ V1~13が在籍。編成番号と車番は対応している。
参考:JR電車編成表2010年夏版 撮影2007.12:新潟
V05編成① クモハ127形0番台 クモハ127-5
V11編成① クモハ127形0番台 クモハ127-11
撮影場所:新潟
V11編成② クハ126形0番台 クハ126-11
撮影場所:新潟
参考:えちごトキめき鉄道 ET127系 V02編成
撮影2015.7:直江津
えちごトキめき鉄道ET127系はもとJR東日本のE127系0番台です。
2015年3月に妙高はねうまライン用としてうち10本が譲渡されました。(残りは弥彦線用に)
車体下部に妙高山の山並みをイメージした塗装が施されています。
JR時代のカラーのままで運用されている編成も多くありました。
参考:えちごトキめき鉄道 ET127系 V04編成 JR東日本塗装
えちごトキめき鉄道 ET127系 V01-11編成 直江津運転センター
←①妙高高原 直江津②→ (妙高はねうまライン)
V1~11: ET127_1~11-ET126_1~11 Mc-Tc
1995年.7~8月 川重製 もとJR東日本 E127系 号車は便宜上
えちごトキめき鉄道開業(2015.3)に合わせ譲受、形式を変更。
参考:JR電車編成表2015年夏版 撮影2015.7:直江津
2016年から制御器もSC102A(1C2M2群制御 IGBT)に換装されています。
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