JR西日本　キハ48形 特急「花嫁のれん」

観光列車「花嫁のれん」はキハ48形（キハ48-4とキハ48-1004）を2015年に改造した専用車両です。
一般近郊形である40系気動車を改造した特急車両には JR九州「はやとの風」などがありますが これらを越える豪華さです。
デザインコンセプトは「和と美のおもてなし」。
輪島塗り・加賀友禅・金沢金箔など北陸の伝統工芸品を連想させるラッピング車両となっています。
車内も豪華なだけでなく 細やかな心遣いが感じられるシートアレンジとなっています。
ここまで手を入れているのに車番の変更がないというのは驚きです。
特急「花嫁のれん」は全席 普通車指定席。土休日をメインに金沢 -和倉温泉間で運行しています。
能登半島地震の復興に向け活躍を期待したいところです。

キハ48形 特急「花嫁のれん」

キハ48形0番台　キハ48-4

2号車（キハ48-4）定員28

窓向きに設置された1人席（×6）対面2人席（×3）対面4人席（×4組）を設置。
お一人様からカップルそしてファミリーまで対応。

キハ48形1000番台　キハ48-1004

1号車（キハ48-1004）定員24
和風の個室を8つ設置、2～3名分の回転式シート採用。乗車口付近には車販スペースを配置。　　撮影2016.8：金沢

参考：「花嫁のれん」の種車

キハ48形0番台　キハ48-4　（トイレ付き）

キハ48形1000番台　キハ48-1004　（トイレなし）