国鉄末期 分割民営化に向け地域の輸送実態に見合った車両が次々新製されました。
北海道向けにキハ54形500番代、四国向けにはキハ32形、キハ54形0番代。
そして九州向けに新製されたのがキハ31形です。
17m級のステンレス製車体をもつ両運転台車で ワンマン運転用に折戸を両端に設置しました。
2+1列の転換クロスシートで冷房付き 観光用にも使えます。しかし便所は取り付けられていません。
台車は廃車発生品改造のDT22G/TR51E、エンジンはDMF13HS(250PS)×1です。
1986年度に新潟鐵工所(現在の新潟トランシス)と富士重工業の2社で合計20輌が製造されました。
そのすべてをJR九州が継承。1988年には3輌追加製造されています。
キハ31-20は2004年にくま川鉄道に譲渡されKT31形となりました。
その後ロングシート化された車両もUPしておきました。
2017年から廃車が始まり2019年全車廃車。
キハ31形
JR九州に配属されたキハ31形は23両
1~6.16~20 熊クマ 9~11 崎サキ 7.8 分オイ
12~15.21~23 本タケ
1991年 全廃されています。参考資料 JR客車気動車情報88年度版
キハ31形 キハ31-12 スカート付き
撮影:2005年7月 人吉
キハ31形 キハ31-20
20号機は、2004年にくま川鉄道に売却。撮影場所:熊本
キハ31形 キハ31-21
キハ31-21~23は、1988年にJR九州が製造したグループ。 撮影:南宮崎
キハ31形 キハ31-10 ロングシート車
撮影:2005年7月 大分
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