JR西日本では 2010年度から国鉄時代に作られた鋼鉄製の約1400両を対象に 地域ごとに単色の「ご当地カラー」に統一することとなりました。要は塗装費用の節約です。
気動車で塗り替え対象となっているのも国鉄形で結果キハ40系のすべてということになります。
ただし気動車については「JR西日本の統一色として新製当時の朱色で統一を図る」ということで金沢支社であろうが福知山支社であろうが地域に関係なくすべてのキハ40系に落成当時の塗装「朱色５号」（通称「首都圏色」「たらこ色」）がなされました。
電車のように「ご当地カラー」ではないのですから 新地域色と呼ぶのはおかしいのですが、キハ41形や体質改善工事を受けた車輌については初めての装いとなりますので 電車にならい新地域色としてまとめました。
なお、ジョイフルトレインとして改造された『瀬戸内マリンビュー』並びに『みすゞ潮彩』（何れもキハ40系47形7000番台）などについては対象外となっています。
参考：鉄道ファン 2011年1月号 特集キハ40系一族 車歴表
キハ40形2000番台 キハ４０-２０４６ ワンマンカー 豊岡鉄道部
撮影2019.4：豊岡
キハ47形0番台 キハ４７-１０１ ワンマンカー 下関総合車両所
ｷﾊ47形0番台(1~193) 1977~82年製
暖地向け 便所付き 片運転台車 JR西日本には189両承継（1000番台含）
101 履歴： 91年8月ﾜﾝﾏﾝ化→ 92年3月冷改→ 99年6月ﾘﾆｭｰｱﾙ 撮影 2013.8：幡生
キハ47形1000番台 キハ４７-１０２６ ワンマンカー 後藤総合車両所
ｷﾊ47形1000番台(1001~1134) 1978~82年製｡
暖地向け 便所付き 片運転台車 JR西日本には189両承継（0番台含）
1026 履歴： 94年3月冷改 →99年7月ﾜﾝﾏﾝ化→00年度ﾘﾆｭｰｱﾙ 撮影2012.11：米子
キハ47形2000番台 キハ４７-２００２ ロングシート車 岡山気動車区
キハ47形2000番台(2001～2023）1993～97年に改造。
ｷﾊ47形0番台をﾛﾝｸﾞｼｰﾄ改造したもの 冷改時期 不明
2002履歴 (←168) 04年03月ﾘﾆｭｰｱﾙ 撮影2012.8：岡山
キハ47形2500番台 キハ４７-２５０１ ロングシート車 下関総合車両所
キハ47形2500番台(2501～2503）1994～97年に改造。
ｷﾊ47形500番台をﾛﾝｸﾞｼｰﾄ改造したもの 冷改時期 不明
2501履歴 (←508) 99年03月ﾘﾆｭｰｱﾙ 2017.8：小郡
キハ47形3000番台 キハ４７-３００９ ロングシート車 下関総合車両所
キハ47形3000番台(3001～2020）1993～97年に改造。
ｷﾊ47形1000番台をﾛﾝｸﾞｼｰﾄ改造したもの 冷改時期 不明
3009履歴 (←1123) 03年11月ﾘﾆｭｰｱﾙ 撮影2013.8：幡生
キハ41形2000番台 キハ４１-２００１ キハ47-1000改 新設運転台側
キハ41形2000番台(2001～2005）
ｷﾊ47形1000番台を両運転台改造したもの
トイレを設置、ワンマン対応 体質改善工事済み 1998年に登場。撮影2019.4：寺前
撮影できませんでした。
→キハ40形3000番台(3001～3005）
ｷﾊ40形2000番台をロングシート改造したもの
→キハ47形3500番台(3501～3502）
ｷﾊ47形1500番台をﾛﾝｸﾞｼｰﾄ改造したもの
