「ゆぅトピア」は1986年に金沢鉄道管理局が七尾線の活性化を図るべく登場させました。
当時 非電化路線であった七尾線から直接大阪まで乗り入れるというプロジェクトのために開発された専用の気動車です。
「雷鳥」に併結する気動車特急「ゆぅトピア和倉」として電車に牽引される方法を採用しました。
種車であるキハ65形は最高速度が95km/hですから120km/h走行に対応させるべく高速運転に耐える台車に改良されました。
また電車とブレーキシステムをあわせるため応荷重装置つき電磁直通ブレーキを追加装備しました。
なお 単独運転の場合は従来通り自動空気ブレーキを使用します。
先頭車は非貫通形とし大型窓を設置し展望室を設置しました。
展望室のみならず一般客室もハイデッカーとなっています。
1995年廃車。
ゆぅトピア 和倉
ゆうトピア① キロ65形0番台 キロ65-1
展望車 定員36 元キハ65-510 昭和61年11月 松任工場改造 金サワ
ゆうトピア② キロ65形1000番台 キロ65-1001
展望車 定員36 元キハ65-71 昭和61年11月 松任工場改造 金サワ
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