JR西日本 12系改造トロッコ車両「奥出雲おろち号」

JR西日本 12系改造トロッコ車両「奥出雲おろち号」

「奥出雲おろち号」は木次線活性化のため1998~2023年に運行されたトロッコ列車です
DE10形機関車に12系改造トロッコ客車(スハフ12 801:控え車、スハフ13 801:トロッコ車両)を連結しました。
多くの観光客が利用する人気列車でした。
車両の老朽化により2023年11月に運行を終了しました。

奥出雲おろち号

撮影2002.8:出雲坂根

①号車 トロッコ車両 スハフ13形800番台 スハフ13-801

スハフ13-801:スハフ12-148改 備後落合寄りに連結されるトロッコ車両。
客室部分は窓のないオープン構造で車掌室部分に運転室を新設、DE10形を制御します。
スハフとなっていますが、床下の給電用エンジンなどは撤去されています。

②号車 控え車 スハフ13形800番台 スハフ13-801

スハフ12-801:スハフ12-3001(←スハフ12-40)
冷房付きの控車で、座席は簡易リクライニングシート。

牽引機関車 DE15形2550番台 DE15-2558

DE10-2558は木次寄りに連結される専用機関車。1161と交代で運行していました。
撮影2002.8:出雲坂根

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