JR西日本 12系ジョイフルトレイン「きのくにシーサイド」

JR西日本 12系ジョイフルトレイン「きのくにシーサイド」

「きのくにシーサイド」は1999年にJR西日本鷹取工場で改造された12系ジョイフルトレインです。
座席車となる3両(①③④号車)はグリーン車の座席を使用したボックス席。
②号車は24系寝台車改造の展望車とするなど豪華な仕様です。
にもかかわらず、全車普通車の座席指定席となる快速列車として運行されました。コスパは最高です。
列車は固定編成で 機関車を常時 白浜側に連結、天王寺側4号車には運転台を取り付け推進運転していました。
内装、外装に加え運転システムまで大きく変更されているのに12系は改番されていません。
(②号車もオハネ25-57→オハ25-57と「ネ」を外しただけ。)
1999年に行われた南紀熊野体験博にあわせて運行を開始し博覧会終了後は観光列車として2007年まで運行されました。

きのくにシーサイド    専用牽引機 DE10-1152

機関車は常時 白浜側に連結、天王寺側4号車には運転台を取り付け推進運転していました。
撮影場所:美章園

 きのくにシーサイド① スハフ12形100番台 スハフ12-128

定員40  1999年4月 鷹取工場改造  2007.8 運行終了

きのくにシーサイド② オハ25形0番台 オハ25-57 展望車

フリースペース 展望車パノラマデッキ 定員--平成11年4月 鷹取工場改造 元オハネ25-57
冷房装置AU77はそのまま使っています。2007.8 運行終了

 きのくにシーサイド③ オハ12形0番台 オハ12-228

定員44 1999年4月 鷹取工場改造 2007.8 運行終了

 きのくにシーサイド④ オハフ13形0番台 オハフ13-27

機関車を常時 白浜側に連結、天王寺側となる4号車には運転台を取り付けました。
運転台付き 定員40 
1999年4月 鷹取工場改造 2007.8運行終了 撮影場所:美章園

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