14系座席客車は急行用である12系客車がベースとなる特急用座席客車です。
1972~74年に 新潟鉄工所・富士重工業・日本車輌 で325両製造されました。
12系と同じく波動輸送用として製造されました。
14系座席客車としたのは14系には寝台客車が存在するからです。
確かに 北海道の夜行急行には14系寝台客車に14系座席客車が混結されていました。
特急「あかつき」のレガートシートも14系客車です。
でも それらはともに改造車です。
14系寝台客車は24系寝台客車のサービス電源分散型という位置づけであり私の感覚では別系列です。
よって14系座席客車のラインナップは以下の3形式のみです。(改造車を除く)
オハ14形(1 – 209:JR西日本には35両継承)
定員72名の基本形式。
スハフ14形(1-63:JR西日本には9両継承)
定員64名の緩急車。サービス用電源としてDMF15HZ-G(270PS)エンジンとDM93発電機を搭載。
自車を含む6両に給電可能。
オハフ15形(1 – 53:JR西日本には10両継承)
定員64名の緩急車。電源の発電セットは搭載しません。
14系座席客車(オリジナル)は 2010年までにJR西日本から姿を消しています。
14系座席客車
スハフ14形0番台 スハフ14-22
オハ14形0番台 オハ14-75
オハフ14形0番台 オハフ14-23
撮影2005.2:大阪
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