JR東日本 キハ141系+C58形239号機 SL銀河 号

JR東日本 キハ141系+C58形239号機 SL銀河 号

SL銀河号は盛岡市の交通公園に保存されていた蒸気機関車、C58形(239号機)を復元し釜石線で走行させた観光列車です。
2014年4月に運行を開始しました。
釜石線の起点である花巻出身の作家 宮沢賢治。
その代表作「銀河鉄道の夜」をイメージしており客車には星座が描かれ「夜が明け、朝へと変わりゆく空」を表現したものとなっています。
鉄道車両マニアとしておもしろいのはこの客車が動力付きであるということです。
キハ141系はJR北海道が1990年から札沼線用に投入した51系客車を改造した車両です。
札沼線は2012年に電化され働き場所を失ってしまったキハ141系をJR東日本は「SL銀河号」の客車に抜擢することにしたのです。
気動車とはいえもと客車なのですからエンジンを取っ払えば新たに客車を製作する必要はないわけです。
ところがJR東日本はそのまま気動車として導入しました。
この辺の事情についてはこちらを是非ご覧ください。↓↓↓

「SL銀河号」JR東日本 キハ141系700番台(珍車ギャラリー#278)

「SL銀河」号牽引機 蒸気機関車 C58形 239号機

C58形239号機は 昭和15年に川崎車輛で新製され昭和48年に廃車となりました。
昭和18年に宮古機関区へ転属して以来 東北の地で活躍してきたという縁があり盛岡市の岩手県営交通公園で静態保存されていました。
40年あまりの歳月を経て これを「SL銀河」号の牽引機として復活させました。
撮影日 2014年10月:花巻

SL銀河号① キハ142形700番台 キハ142-701

1号車:キハ142-701(元キハ142-201)シンボルは「さそり座」
小型プラネタリウムを用いた天体ルームを設置。

SL銀河号② キサハ144形700番台 キサハ144-702

2号車:キサハ144-702(元キサハ144-103)シンボルは「いて座」
「銀河鉄道の夜」に関連する資料を展示するギャラリーを設置。

SL銀河号③ キサハ144形700番台 キサハ144-701

3号車:キサハ144-701(元キサハ144-101)シンボルは「わし座」
イーハトーブと宮沢賢治に関連する資料を展示。

SL銀河号④ キハ143形700番台 キハ143-701

4号車:キハ143-701(元キハ143-155)シンボルは「はくちょう座」
売店、ラウンジを設置。沿線ゆかりの作品を展示するギャラリーを設置。

「SL銀河号」JR東日本 C58形239号機(珍車ギャラリー#279)

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