JR東日本 12系客車+D51形498号機 SLみなかみ号

JR東日本  12系客車+D51形498号機 SLみなかみ号

国鉄民営化すぐの1988年、JR東日本でも蒸気機関車を復活させました。
上越線後閑駅前で保存されていた498号機です。
498号機は当時来日していた「オリエントエクスプレス’88」で復活を果たし。
その後主に上越線の「SL奥利根号」(現在は「SLみなかみ」)をメインに、様々なイベント列車の牽引に起用されました。
そして2010年4月には 集煙装置を装備するとともに 切り取り式大型デフレクタ(後藤デフG-3タイプ)を取り付けます。
いわゆる「重装備仕様」です。この時の画像(2010.8:新前橋)をご覧いただきます。
12系客車は国鉄が1969~78年に603両製造された急行形座席客車です。
冷暖房を機関車に依存せず スハフ12形の床下に設置したディーゼルエンジンによる電源供給システムをもちます。
臨時列車などの波動輸送用車両として開発・製造されたためグリーン車や寝台車などの設定はなく。
普通座席車のみで新造形式は、スハフ12形・オハフ13形・オハ12形の3形式のみにとどまります。
JR東日本が継承したのはスハフ12形32両・オハフ13形33両・オハ12形104両。
これにジョイフルトレインとして改造されたものを併せて計219両となります。

D51形蒸気機関車  D51 498  後藤デフ装備「SLみなかみ」

撮影  新前橋:2015年12月

SLみなかみ号 ⑥ スハフ12形 スハフ12 162

SLみなかみ号 ⑤ オハ12形 オハ12 366

SLみなかみ号 ① スハフ12形  スハフ12 161

2024年現在 ぐんま車両センター:オハ12 366・367・369、スハフ12 161・162、オヤ12 1
新潟車両センター:オハ12 313・314・315・316・1701、スハフ12 101、スロフ12 102(SLばんえつ用)
を残すのみです。

珍車ギャラリー#304 JR東日本 D51形498号機

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