115系は1963~83年に1921両製造された近郊形電車です。
111系をベースに出力を向上、勾配区間での運用も考慮し抑速ブレーキが搭載されました。
当初4両編成で運用されましたが1966年にはクモハ115形を加え3両編成が多数派になっていきます。
JR東海には99両継承されました。
800番台は狭小断面トンネルに対応するためパンタグラフ取付部分を180 mm下げた低屋根車です。
JR東海に継承されたのは 803・804 ・ 818~ 821・824~ 826・828~ 830の12両。
このうち821・824・825は1990、91年にC-AU711D形冷房装置を搭載しました。
例によって 5821・5824・5825に改番しました。
非冷房車を含め1999年までに全車廃車となっています。
JR東海 115系 N6編成 静岡運転所
JR東海 御殿場線用 115系5800番台 N編成 3両編成、静岡運転所
←国府津③ ①沼津→
N6編成:クモハ115_5514-モハ114_5824-クハ115_6116
参考 JR電車編成表93年版
N6編成① クハ115形6000番台 クハ115-6116
クハ115形6000番台はC-AU711D形で冷房改造された際、SCV電源を搭載+6000したもの。
1999年までに全車廃車。(クハ115-116・156・200 → クハ115-6116・6156・6200)
N6編成② モハ114形5800番台 モハ114-5824
N6編成③ クモハ115形5500番台 クモハ115-5514
5500番台は1984年に御殿場線用4連を3連に短縮する際 改造されたクモハ115形がベース。
モハ115~29・86・94~ 97・100~ 102・104 ~ 107 → クモハ115-508 ~20
(JR東海が継承したのは510~19)
うち513 ~15がC-AU711D形で冷房化され5513 ~15へ改番されました
1999年に廃車。撮影:沼津
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