キハ11形は1988年に暖地用の0番台(1~10) と寒地向けの100番台 (101~23) の33両が製造されました。
新潟鐵工所製NDCシリーズの18m車でエンジンはC-DMF14HZA(英国カミンズ社製)です。
変速機に軽快気動車用のC-DW15を使用したため出力は多少抑えています(350ps→330ps)
台車は エアサス付きでC-DT58(動台車)C-TR242(付随台車)です。
動台車は2軸駆動となり加速・粘着性能を向上させています。なおトイレは付いていません。
100番台は保温対策を施していますが,外観は0番台と区別がつきません。
0番台は2016年、100番台は2015年に引退
300番台(301 – 306)は1999年に増備された暖地向けステンレス車です。
エンジンはC-DMF14HZB(350ps)にパワーアップ。
台車はボルスタレス式のC-DT64/C-TR252となり走行安定性能もUPしました。トイレも設置しました。
同系列車である東海交通事業のキハ11形200番台もUPしています。あわせてご覧ください。
目次
キハ11形 0番台 キハ11-9
撮影2005.8:伊勢市
キハ11形 100番台 キハ11-110
撮影2005.8:伊勢市
キハ11形 100番台 キハ11-119
撮影2005.1:美濃太田
キハ11形 300番台 キハ11-302
撮影場所:伊勢市
東海交通事業
キハ11形200番台 キハ11-203 城北線用
キハ11形200番台は 1993年の城北線全線開業時にあわせ新製したものです。(201~04)
201・02は塗装もオリジナルで ドア部分のステップがないのが特徴です。
撮影2005.3:枇杷島
キハ11形200番台 キハ11-203 JR東海 貸出車
203・04については JR東海に貸出されました。
ステップを設置し 100番台と全く同仕様となっています。撮影2006.8:鵜沼
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