キハ40系は1977~82年に投入されたローカル線用標準型気動車です。
両運転台車であるキハ40形、片運転台車であるキハ47形とキハ48形に大別できます。
片開きのキハ48形に対して両開きのキハ47形はいわゆる「近郊形」を志向した車両となっています。
キハ47形0番台は1977~83年に193両 (1 – 193)製造されました。
トイレなしの1000番台車は1978~82年に134両 (1001 – 1134)製造されています。
キハ40系ではこの温暖地向けキハ47形(0・1000番台)327両が最大のグループとなります。
しかしJR東海に継承されたのはわずか5両(0番台2両・1000番台3両)です。
エンジンをC-DMF14HZBに換装、塗装も改め 5000番台、6000番台に改番されています。
なおJR東海のキハ40系は2016年3月に運用が終了、すべて廃車されています。
オリジナル車である0番台、1000番台は撮影できませんでした。
キハ47形5000番台 キハ47-5001
キハ47-3:79年製→5001:97年改造、改番 2015年廃車 撮影:岐阜
キハ47形6000番台 キハ47-6003
キハ47-1110:81年製→6003:97年改造、改番 2015年廃車 撮影場所:美濃太田区
6000番台は5000番台のトイレなしバージョンです。
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