JR東海に継承されたキハ48形は40両です。(0番台3両・1000番台2両・500番台18両・1500番台17両)
そのうち寒地仕様であるキハ48形500番台(1500番台)は換装するエンジンの違いにより2通りのグループに分けることができます。1992年からC-DMF14HZに換装した3500→3800番台グループと
1997年からC-DMF14HZBに換装した5500→5800番台グループです。
後者はトイレ無しの1500番台も対象になりましたので6500→6800番台グループも含まれます。
5500番台は 500番台のエンジンをC-DMF14HZBに換装したものです。
(509 ~14・524・525・527・528・530・542・543 → 5501~08・10・11・13・17・18)
欠番の意味は不明?
99~01年にワンマン改造し5800番台に再改番されました。(5501・08・11・13・18を除く)
6500番台は1500番台のエンジンをC-DMF14HZBに換装したものです。
(1515~19・1523~31・1536~38 → 6501~17)
99~01年にワンマン改造し6800番台に再改番されました。( 6501・02・17を除く)
ここではこの変化を追ってまとめてみました。
92年からキハ48形500番台のエンジンをC-DMF14HZに換装した3500番台→3800番台は別タイトルでUPしています。
オリジナル車
キハ48形500番台 キハ48-527
キハ48-527:79年製→5510:95年改造→5810:03年ワンマン改造、改番
2015年廃車 撮影:美濃太田
キハ48形1500番台 キハ48-1530 国鉄色
キハ48-1530:80年製→6513:94年改造、改番 2015年廃車 撮影場所:美濃太田
1500番台は500番台のトイレなしバージョンです。
当初は首都圏色(朱色5号)でしたが90年頃から湘南色のラインを入れたJR東海色に。
キハ48形1500番台 キハ48-1527
キハ48-1527:79年製→6512:96年改造、改番
2015年廃車 撮影:岐阜 地上ホームから
エンジン換装車 +5000番台
キハ48形5500番台 キハ48-5518
キハ48-543:80年製→5518:97年改造 ワンマン改造はされていません。
2015年廃車 撮影:津
キハ48形6500番台 キハ48-6517
(1515~19・1523~31・1536~38 → 6501~6517)
99~01年にワンマン改造し6800番台に再改番されました。( 6501・6502・6517を除く)撮影:岐阜
ワンマン改造車 +5300番台
キハ48形5800番台 キハ48-5807
キハ48-1527:79年製→6512:96年改造、改番
2015年廃車
5800番台は99~01年に5500番台をワンマン改造して再改番+300したもの。
(5802~07・5810・5817の8両)
キハ48形6800番台 キハ48-6814
キハ48-1536:79年製→6514:99年改造→6814:00年ワンマン改造、改番 2015年廃車
6800番台は6500番台を99~01年にワンマン改造し再改番+300したもの。
(6803~16の13両)撮影:伊勢市
国鉄一般色 キハ48形6500番台 キハ48-6502
2011年から旧国鉄の一般形気動車(キハ20形など)の標準色に
撮影2014.4:亀山
参考文献:鉄道ファン 597 特集キハ40系一族 2011.1
鉄道ピクトリアル 特集キハ40系 Ⅰ、Ⅱ 2008.7 2008.8
RailMagazine 356 キハ40系気動車のすべて 2013.5
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