トロッコファミリー号は1987~2006年に飯田線(豊橋 – 中部天竜間)で運転されていました。
ここでは1992年以降牽引機として加わったED18形に加え、1993年にマニ44形改造のトロッコ車両 オハフ17形を加えた編成をご覧いただきます。
1996年には旧トロッコ車両トラ90000形は置き換えられますので稀少な編成です。
JR東海 トロッコファミリー(93~96年)
飯田線用 トロッコファミリー編成 車両区
←豊橋 中部天竜→
ED18-2+オハフ17-1_トラ91388_トラ91402_トラ91818_オハ12-178_スハフ12-31
撮影1996.8
トロッコファミリー牽引機 ED18形 ED18-2
ED18-2は佐久間レールパークの静態保存機を1992年に復活させたものです。
ED18形はイギリス製デッカーであるED17形の改造車です。
飯田線の規格にあわせ従来の台車(軸配置:AA)を新製の台車(軸配置:A1A)に交換しました。
トロッコファミリー⑥ オハフ17形 オハフ17-1(旧塗装)
オハフ17 -1:もとマニ44-2158 オハフ17-11:もとマニ44-2157
オハフ17形は「トロッコファミリー号」用に1993、96年に1両ずつ改造されました。
1は片側のみ貫通、11は両側貫通となります。
形式の“17”は「伊那」地方を走行することに由来します。
2006年 トロッコファミリー号廃止により運用を離脱、2007年廃車。
トロッコファミリー⑤ トラ90000形 トラ91388
トロッコファミリー④ トラ90000形 トラ91402
トロッコファミリー③ トラ90000形 トラ91818
トラ90000形は紙の原料となるチップ輸送用にトラ23000形およびトラ35000形を改造したものです。
1964~71年に2,436両が改造されました。
チップを積載するため木製の木枠上部に黄緑の柵をのせ雨除けシートを被せた状態で運行されました。
トロッコ車両とするために貫通路が新設されています。
トロッコファミリー② オハフ12形 オハフ12-178(旧塗装)
控車
トロッコファミリー① スハフ12形 スハフ12-31(旧塗装)
控車
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