キハ80系は1960年に登場、四国を除く全国の主な非電化幹線で活躍した特急用気動車です。
特にキハ82は大型曲面ガラスの採用や車体の塗り分けなど特急型気動車のスタイルを確立しました。
というわけで1961~67年に登場したグループ358両はキハ82系と呼ばれます。
走行用エンジンは180 PS級のDMH17系エンジンで中間車のキロ80形・キハ80形には2基搭載します。
先頭車のキハ82形には電源用エンジンを搭載するため走行用エンジンは1基です。
編成全体からみてもキハ82系は いささか非力であったように思われます。
JR東海発足時には50両継承され「ひだ」「南紀」に運用されていました。
キハ82系はJR北海道にも継承されていますが特急の定期運用は終了しておりジョイフルトレインの種車となっています。
よってJR東海のキハ82系特急は貴重な存在でした。
キハ85系の登場により順次姿を消し1992年3月に定期列車から引退しています。
目次
キハ82系 キハ82形 キハ82-74 特急「ひだ」
キハ82形 1~110
キハ82系 キハ80形 キハ80-119 特急「ひだ」
キハ80形 13~166
キハ82系 キロ80形 キロ80-56 特急「ひだ」
キロ80形 6~62
キハ82系 キハ82形 キハ82-73 特急「南紀」
キハ82-73 は2011年開業のJR東海リニア鉄道館で展示されています。
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