JR四国 キハ20系 キハ20形 キハ52形 

JR四国 キハ20系 キハ20形 キハ52形 

キハ20系は 1957~66年に 国鉄一般型気動車の標準型として量産され総勢1072両を数えます。
両運転台のキハ20形 片運転台のキハ25形 北海道向けのキハ22形、2エンジンのキハ52形、また合造車であるキハユニ25形など多くの形式が存在します。
JR四国にはキハ20形のもっとも標準的なグループ(=201-484)と500番台が継承されています。
加えてキハ20系の2エンジンタイプであるキハ52形も継承されました。
ここではキハ52-600番台という稀少なタイプをご覧いただけます。
1990年11月に運用を終了、四国から姿を消しました。

キハ20形(201~484) キハ20-391 国鉄色 前位側

キハ20形201-484;S33-38年製 384両
暖地向け、両運転台 トイレ付き
200番台は、窓の形状が大きく変わりました。エンジンはDMH-17C(180ps)
台車もコイルバネ式のDT22A(TR51A)となりました。
JR四国には237.306.315.322.336.337.366.368.377.384.391.400.405.408.409.412.413.513が承継されました。

キハ20形500番台 キハ20-513 国鉄色 後位側

キハ20形500番台  ;S39-年製  22両
暖地向け、片運転台 トイレ付き エンジンはDMH-17C(180ps)
500番台は最終グループです。車内は蛍光灯付きになり暖房も温水式に変更されました。
台車はコイルバネ式のDT22C(TR51B)です。
JR四国には513のみが承継しました。早くも1990年に廃車。

キハ52形601番台 キハ52-603 国鉄色

キハ52形600番台:
キハ52形はキハ20系の2エンジンタイプ(両運転台 トイレ付き)
600番台はこれを簡易荷物室付きに改造したもの。(アコーディオンカーテンで仕切るだけ)
台車はコイルバネ式のDT22A(TR51A)となっています。
JR四国には603のみが承継されました。早くも1990年に廃車。

キハ20形201~484 キハ20-405 JR四国色

キハ20形201-484;S33-38年製 384両

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